おはようございます。メンタルコンディショナーの岩佐さとこです。
今日から5回くらいに分けて“怒り”について考えていきたいと思います。どうぞお付き合いください。
みなさん、イライラしてしまうことありますよね。
限られた時間で多くのことを仕上げていくことを求められる生活ですから仕方ないことです。
イライラや怒りは自然な感情なので、決して悪者ではありませんし抑え込む必要はありません。
義憤という言葉があるように、怒りを原動力として建設的な行動を起こす人もいます。
例えば公害問題などは、市民の怒りなくして前進するものではなかったはずです。
そして公害は、今も終結することなく継続している問題です。

アンガーマネジメントは大事だと思いますが、自分や周囲が傷つくほどの衝動性がない限り
無理に抑えようとトレーニングすることはかえって心の負担になると、私は考えています。
かといって衝動のままに感情を垂れ流すことは美しくありませんよね。
怒っている時間が多いほど心が疲れてしまいますし
周囲の人もたまったものではありません。
怒りを抑え込むことなく、自然にその感情を受け入れていくことができれば
あなたも周りの人もずっと楽に生きることができます。
そのためには怒りを自分がどう捉えるかがとても大事です。
次回は怒りって何なのか、怒りを分解して考えていきます。

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