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きみってバイクストーリー 連載11回目 シュミレーション授業のお話
おはようございます。昨日はマルシェに参加して沢山のお客様にメルマガの登録を頂きました。とても
新しいお友達が増えてとてもうれしいです。新しくお読み頂く皆様、末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
ここでこの連載の概要をさらっとお伝えします。
私(きみって)は45歳でバイクの免許をとることになりました。運動神経0、バイクやスピードでるもの大嫌い、のアラフィフが自動車学校の先生と悪戦苦闘しながら免許取得、家族ライダーとして人生が180℃変わったお話です。
今回で11回目を数えます。よろしければバックナンバーも読めますので今までのお話もお楽しみ頂けたら幸いです。
さて、難関の1本橋もなんとか10回に2回ぐらいは成功するようになり、鬼の1本橋教習から解放されたきみってさん。つぎはシュミレーション授業に臨みます。
シュミレーション授業というのは教室内でゲームセンターにあるようなバイク型のシュミレーターにのり、大画面に映し出される交差点や山道、渓谷、橋、などの様々なシチュエーションを体験する授業です。
子供は飛び出してくれるし、山道はくねくねしてるし、対向車は突っ込んでくる、そのたびにバイクも傾いたり衝撃も感じるなかなかえぐいゲーム仕立ての授業です。
担当の俳優吉原光夫に似た先生は基本寡黙で男子には厳しく、女子にちょっと甘い方でした。あまり笑わないことでも有名でした。
子供が飛び出してきて前ブレーキをぎゅっと握るとガクっと衝撃がありびっくり。クラッチ操作を忘れるとドンっとエンストもします。そのたびに吉原先生は「はぁ~」っと深いため息をつきうなだれます。
数回目には
「蟹江さん、トラップにもれなく全部引っかかるね。実際なら3回は事故ってる」
と笑いをこらえていました。
バイクは渓谷に差し掛かります。谷あいの川にかかる橋に差し掛かります。風が強い設定で10メートルぐらいの横風がバイクに強い負荷をかけます。
あまりの強さに耐え切れず、谷底にヒューと落ちてしまいました。
「風が強くて耐え切れず落ちてしまいました~」
とがっくり肩を落としていたら、吉原先生は耐え切れず爆笑。
「そこは耐えなきゃ!風に耐えるのが大事なの!シュミレーションで谷に落ちた人は初めて見たよ」
としばらく笑っていました。
先生にネタを提供してしまったきみってさん。果たして9か月の期間内に免許はとれるのか?
まだまだお話は続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は雨の日の教習のお話とバイク購入のお話です。
お楽しみに~