奉献菓舗 鳳月堂(ほうげつどう)

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鳳月堂だより 〜春の訪れとともに〜

皆様、こんにちは。鳳月堂です。

暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

昨日は節分、そして本日は立春。新しい季節の始まりを告げるこの大切な日に、鳳月堂から今年最初のメルマガをお届けいたします。

立春とは、二十四節気の最初の節気で、春の始まりを意味します。この日から新しい一年が始まると考えられており、様々な行事が行われてきました。

古くから立春は邪気を祓い、福を招き入れる大切な日とされています。節分には豆まきをして邪気を追い払い、立春には新しい年の幸せを願って様々な縁起物をいただきます。

その中でも、和菓子は春の訪れを祝うのにぴったりの、見た目にも美しい、そして美味しい伝統的なお祝いものです。

 春の訪れを告げる和菓子

立春には、春の息吹を感じさせる和菓子をいただく習慣があります。代表的なものとしては、桜餅やうぐいす餅などがあげられます。

  • 桜餅: 春の象徴である桜の葉の香りと、ほんのりとした塩味が絶妙な桜餅。ピンク色の餅と餡の組み合わせは、見た目にも春の華やかさを演出してくれます。
  • うぐいす餅: うぐいすの羽の色を思わせる鮮やかな緑色の餅。中には上品な甘さの餡が包まれており、春の訪れを祝うのにふさわしい一品です。

また、「立春大福」も近年人気を集めています。柔らかなお餅に包まれた餡の優しい甘さは、春の穏やかな日差しを思わせます。

 立春大吉豆腐と立春生菓子

立春や節分には、「立春大吉豆腐」という豆腐を食べる風習もあります。「立春大吉」という縁起の良い名前が付けられた豆腐は、一年の無病息災を願って食されます。

さて、「生菓子とは何か?」というご質問をいただくことがあります。生菓子とは、水分を多く含み、柔らかな食感が特徴の和菓子です。製造後すぐに食べるのが一般的で、その繊細な味わいと美しい見た目は、日本の四季折々の風情を表現しています。

そして、「立春生菓子」という言葉は、立春の朝に仕込んだ生菓子のことを指します。この立春生菓子を24時間以内にいただくと縁起が良いとされています。季節柄、前述の「うぐいす餅」や「さくら餅」が人気で、小豆やお餅には穢れを祓う力があるとされています。

 鳳月堂の春の和菓子

鳳月堂では、春の訪れを祝う『さくら餅』を本日ご用意しております。職人が心を込めて作り上げた和菓子は、春の喜びを皆様にお届けすることでしょう。

春の訪れを祝う和菓子を味わってみてはいかがでしょうか。今年も素晴らしいい一年となりますように。

 

鳳月堂一同


追伸

2月8日に、新橋でマルシェを開催予定です。詳細は、次回のメルマガ、またはホームページにてお知らせいたしますので、お楽しみに!

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