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フジコヘミングさんから学んだこと

おはようございます、akihaこころのとびら 心理カウンセラーのやまざきみえです。

昨日のメルマガでは2月4日立春と記載してましたが、今年は2月3日が立春でしたね、失礼しました。

本日のメルマガは、急に思い出しことをお話しします。


私は後悔していることがあります。
6年ぶり?7年ぶり?にフジ子・ヘミングコンサートが2023年5月24日にあった時に、行けなかったことです。
前回一緒に行った人が今回はやめておくね、という言葉に、じゃあ、私もやめておくか…

心に引っ掛かりながらも、やめました。
お年だから新潟最後なのもだいたいわかっていたのに。
もう一生 生フジ子・ヘミングを観れなくなるなんて。

訃報を聞いた時は本当に悲しかったです。

後悔でした。
でも、自分で決めたことだったので。

こういった後悔をひとつずつ無くそう、そう思った出来事です。

そんなフジ子・ヘミングさんの言葉を今日はご紹介しながら終わりにしたいと思います。



【フジ子・ヘミングの言葉】
1931年12月5日〜2024年4月21日
ベルリン生まれのピアニスト
父親はスウェーデン人画家・建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング
母親は日本人ピアニストの大月投網子


間違えたっていいじゃない。機械じゃないんだから。

辛いことがあっても私は負けなかった。いつかはこの状況から抜け出せる日が来ると信じていたから。

どんなに教養があって立派な人でも、心に傷がない人には魅力がない。他人の痛みというものがわからないから。

目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとか判断してはいけない。その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、より大きな幸福のために必要だったということがよくあるの。

人間はなんのために生きるのかって考えてみると、苦難を乗り越えていくために生きるのだと思う。なにもしないで、生きていこうなんて生き方はだめよ。

人生って短すぎます。少し賢くなったと思ったら、もう年取っているんだから。

人生が、予定通り順調にうまくいくことなんて絶対にないの。ありえないことよ。そうならないように頑張るでしょ。だから人生がおもしろくなるんじゃない。

人間は場所を得て初めて、本当の姿を現す生きものなのよ。

私の人生にとって一番大切なことは、小さな命に対する愛情や行為を最優先させること。自分より困っている誰かを助けたり、野良一匹でも救うために人は命を授かっているのよ。

人生は諦めたら終わり。私は苦しみながらも希望を捨てませんでした。人生をくよくよして渡らないことです。

人生にはやりたいこと、読みたい本、見に行ってみたいバレエ公演、他にもいっぱいありますよね。結婚していなくて良かったと思います。

恋をしているとピアノはあまり良く弾けません。でも、恋はお酒に酔っ払っているように素敵ではありませんか。若さを保つのにも良いでしょう

私のコンサートに何度も来てくださる人々は素晴らしい方たちだと思います。つまり、私の芸術、私の思い、動物や弱い者に対しての哀れみなどを心で感じてくださる日本人たちで、心からありがたいと感謝しています。

とうとう夢が叶う。苦しくても前を見つめて頑張ってきたからだ。

私は無我夢中でリストの「ラ・カンパネラ」や「愛の夢」を弾いた。すると、聴き終わったバーンスタインが私を抱き寄せ、キスしてくれたのよ。神様が微笑んだ。

口のきけない動物や草木に、じっと心をかたむけるといい。話せなくても、気持ちは通じるものよ。どんな時でも励ましてくれている。

どんなに辛い悲しみも、すべて時が忘れさせ、癒してくれる。たくさん泣いて、嫌な時が過ぎてゆくのを、ただ待つしかない。

神にただ、「ああしてください」「こうしてください」と願い事をするだけではいけない。自分のいまの状態から幸せを考えもしないで、もっといい状態を得たいと欲望だけをぎらぎらさせている人が多い。いつも「どうもありがとう」と、いま生かされていることへの感謝の気持ちを持たないと。





ありがとうございました
それでは、また♪

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