沖縄セラピストスクール『FLOW』温熱・リンパ・カッピング・解剖学・中医学

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今日は「気」のお話

みなさま、こんにちは〜〜〜❤️

メルマガご登録してくださり、ありがとうございます🙏
とーーーっても嬉しいです!

さてさて、本日は中医学の「気」のお話をさせていただきます。

中医学を学ぼうとしている人にとって、とってもとっても大切なテーマです!
ぜひ、日常の生活の中から
「どんな部分が、気とつながるかな?」
って疑問に感じながら読んでみてくださいね。


まず、中医学では

人体は「気」「熱」「血」「津」4つの要素で構成されていると考えられています。

そこで、陽のエネルギーである「気」が全ての根源となる需要な物質なのですが、、、
目に見ることはできません。
でも、感じることはできます。

例えば
「元気」という言葉。

「あんた、元気があるね〜」って言われたら
『気が十分あるね』という意味です。

「元」という時は、「根本」「根源」という意味ですので
そこも併せて理解できると、もっと分かりやすいと思います。

じゃあ反対に

「え、あんたよ。元気ないね」って言われたら
『気が少ないね』という意味です。

その他にも
「やる気」「根気」「覇気」「強気」など
エネルギーが高いというイメージがつく言葉には「気」という漢字が入っています。

「気」は命の源であり、私たちのエネルギーです!!

そう考えたら「気よ、ありがとーーーーーーー!!!」
って気持ちが湧いてきませんか?笑

それくらい、重要なものです。


じゃあ、もう少し深掘りしていきます。

「気」は、「心」の推動(すいどう)と、「肺」の宣散粛降(せんさんしゅくこう)によって
全身を巡っています。
また、「肝」の疏泄(そせつ)により調整されています。

はてw w w w
いきなり、難しい言葉が登場してくれましたが
覚えようとするより
「へぇ〜〜そうなんだ!面白い!!」
って思っていただけると嬉しいです。


まず、言葉の説明をしますね。

①「心」の推動(すいどう)
心って「心臓」のことですが
その前に・・・
中医学では心臓ではなく「心」という言葉を使います。
心臓・・・臓器のことを現す
心・・・・臓器とその働きを現す
この違いです。

話を戻しますね。
「推動」とは、「巡らせる」という解釈でOK!
「心」は血を巡らせるイメージないですか?
中医学では、「気」は「血」と共に全身を巡っていると考えられていますので
「心」の推動作用がしっかりしていると「気」も十分に全身を巡ることができる。
という意味です。

②「肺」の宣散粛降(せんさんしゅくこう)
宣散・・・様々な物質を上に上げる、外に向かって出す
粛降・・・様々な物質を下に下げる、内側に向かって誘導する
この、様々な物質の中に「気」も含まれます。

③「肝」の疏泄(そせつ)
疏泄とは、、、
・情緒を安定させ精神状態を快適に保つ働き
・全身の各機能が円滑に行われるように調節する働き
いわゆる《疏泄=自律神経》という解釈でOK!

ここまで読んでみて、、、意味くじピーマンなってないですか?☺️



じゃあ、冒頭で説明した内容を簡単にしてみると・・・
👇
「気」は「心」の巡らせる働きと、「肺」の上下内外に散りばめる働きによって
全身を巡っています。
また、「肝」の自律神経の働きによって気の働きは調整されています。

これだと、伝わりやすいかな?と思います☺️


どうかな。。
楽しさ、ワクワク、感じましたか??

次回は
「気」の4つの働きについて解説していきますね。
ここを理解すれば、もっと楽しくなりますよ❤️


多分(笑)


次回まで乞うご期待です〜

皆様の大切なお時間の中で
最後まで読んでくださってありがとうございます🙏

また、次回お会いしましょう❤️

感謝と愛を込めて
松本麗美

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