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メールマガジン バックナンバー
Lupinus -ルピナス- 乳がんサバイバーの治療記録や心のあり方
Lupinus Salon -ルピナスサロン-のSakiです。
このメルマガでは整体師としての経験もあり、現役の精神科訪問看護師の私が、乳がんの治療をする中での気づきや、人生を楽しむコツ、自分の望みを叶えるときに大切なこと、そして心のあり方について配信していきます。
病気の治療だけでなく、お一人お一人がご自身の人生を楽しむために。
そしてあなたらしさを120%謳歌するために。
この発信が一人でも多くの方のお役に立ちますように。
第三回目は「闘う?」です。
治療中に、使わないって決めていた言葉がいくつかあります。
意識しすぎて、気になりすぎて途中で嫌になっていた日もある(笑)
それは『闘病、癌に負けない、頑張る』
自分に関係なかった時は何も考えずにその言葉を見ていたけど、自分が当事者になると気になり始める。
闘うものなのか、勝ったり負けたりするものなのか、頑張らないといけないものなのか。
言霊って本当にある。
闘うって言葉をずっと見ていると、自分の中に生まれ、育っているものが敵に思えてくる。
闘病がんばりましょう!なんて言われると反論したくなっていた。
自分の中に生まれたものを悪者扱いしないでって。
芸能人で癌になりましたと公表した人が、『闘病します』とコメントしていて、見ないようにしていた時期もある。
なんてナイーーーーーブな私。
人がどんな言葉を使おうと、それはその人の自由。
私が使わないのも、私の自由。
私が使わないと決めた言葉を、私が使わなければそれで良いじゃないか。
私の脳は、私の言葉を一番聞いている。
自分の潜在意識が戦闘状態だと錯覚しないように、治療を受けているのだという言葉を使った。
内臓だと触れることはできないけど
乳がんは触れることができる。
目で確認できる。
毎日毎日、存在を確認していくうちに
自分の中に生まれ、育っているこの細胞を受け入れていった。
自分の中に生まれ、育っていった細胞を愛そうって思った。
闘うから反発し合うのであって、
共存しようよって話しかけた。
ともに生きようって話しかけた。
(ヤバいやつって思われる笑)
細胞って言葉を聞いてると思います。
どんな言葉をかけるか、どんな気持ちで接するか
その行動がどれだけ影響を与えるか、治療中体感しました。
『闘う?』
闘う必要はあるのか?
病気だけでなく、人間関係もそうなんじゃないかなって思うようになりました。
続く
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毎週日曜日のAM9:00に配信中
次回は12月15日です☆
今日も最高最幸の1日になりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪