月に一度、補聴器のクリーニングで来店されるその方は、足が不自由です。
私自身も怪我で杖に頼って歩いていますが『あなたは若いから早く治るわよ』と励まされます。

さて補聴器について質問をいただきました。
『耳ってよくなるのかしら？』とのこと。
補聴器を使い出したら、補聴器を外した時（裸耳）のテレビのボリュームが以前より小さくてすむようになった、
人の声も聞こえやすくなった、と言うのです。

モノハタメシで聴力測定をしたのですが、結果は同じ。
これには幾つか理由があります。
テレビに対しての体の向き、またはテレビ自体の向きを変えるように
人に呼ばれたら相手に体を向けるように、お願いしてあります。
単に補聴器を装着する、しないではなく、音に反応したときの本来の仕草は理にかなっています。

話を戻しますが、足が不自由だと『キビスヲカエス』事がどれほど大変か痛感している私たちは
音の方向に気付いていても、なかなか体を向けることが出来ません。

『お互い気をつけて外出しましょうね』と笑いました。


お耳が良くなるかどうかは、お医者樣の診察をお薦めいたします。