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ときどき、メルマガ 3

くりしんです。

かけっこのコーチをしたり
再エネの普及啓発をしたり
教育現場改革に手をつけたり

なんだか
「応援される人」になりたいので
「応援できる人間」を目指しています。



小学校のPTA会長を任せていただき
5年目になるのですが
今年10月からは町の教育委員の役職も拝命しました。
あれこれ触れるようになり
やっとのことで教育に関わるテーマを手に入れました。

【主体性と当事者性】です。
結論から言うと、
何事も人のせいにしてばかりの自分がそこにいた…
という事実です。

自分で思考し自己決断する場を徹底的に削がれた環境にいた為、
目の前の出来事がどうしても他人事になってしまい、
主体性も無く、当事者意識も無い、
他人事気質に育ってしまったのでした。
多くのコミュニティや組織において
いかに人のせいにして来てしまったか
という大反省会を自分の中で行なっている最中です。

そんな反省から
目の前の出来事(社会の動き)に主体性を持ち
当事者意識を持って行動できる人材を育てなければならない
そもそも自分もそうならねばならない
という目標設定に辿り着き
その思考や発想を大逆転させる為に
あれやこれやと思案しているところです。


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例えば衝撃のデータがある。
世界の子ども達、1000人を対象にした「18歳意識調査」

「自分を大人だと思う」…29.1%
「自分で国や社会を変えられると思う」…18.3%

これは日本の数値。他国に比べて日本は著しく低かった。
例えば「自分を大人だと思う」項目は
ドイツ・イギリス・中国・インドは軒並み80%超。

日本の教育は与える教育。
与えられ過ぎている子どもは
大人のせい、社会のせいにしたがる。
自分で考えない

朝起きるのも、親が起こしてくれる。
そして学校へ行け、勉強をしろと促してくれる。

そして学校へ行き、友達とのトラブルが起きても
先生が間に入り大人が解決を目指す。

幼少期から壁にぶつかる前に
大人が手を差し伸べる日本では
主体性がどんどん削がれていき
その結果
勉強ができないのは「先生のせい」「塾が悪い」
毎日がつまらないのは「学校のせい」「友達のせい」
と他者の責任にするようになっていく。
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明日から社会人となる日は必ずやってくる。
いやいや、全ての学生に「今すでに社会の一員である」ことに
気づいてもらわねば
これからのVUCAの時代
日本はますます路頭に迷うことになるのかも。
目の前の現実にガッカリするのも自分。

現場が変われば、大人が変われば、仕組みが変われば
世界が変わりそう!
変えられる未来が見えたことにワクワクするのも自分。

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