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佐々木整骨鍼灸院です。

10月のお知らせ

10月の休診は日曜祭日と16日(水)・26日(土)が研修のためお休みとなります。

やっと朝晩涼しくなってきましたが、夏の疲れが今の時期に出てきています。

早めのケアを心がけましょう~♪

★雨は一人だけに降り注ぐわけではない。

        ―――ロングフェロー


才能とは自分を信じることだ、自分の力を信じることだ。

        ―――ゴーリキー 


人生で犯しがちな最大の誤りは、
誤りを犯さないかと絶えず恐れることだ。

        ―――エルバート・ハバード 


毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう。
「目が見える。耳が聞こえる。体が動く。
気分も悪くない。ありがたい! 人生は美しい」

        ―――ジュール・ルナール


せっかく思い立ったのです。
思い立ったら決心して気が変わらないうちにさっと実行に移しましょう。

        ―――トーべ・ヤンソン
      

★【「運」を招き入れるには】



春日大社権宮司、岡本彰夫(あきお)氏の心に響く言葉より…



世の中には「運」のいい人と悪い人がいます。

いくら実力があっても、運のない人は活躍する場所を与えられず、世に出ることはありません。

ところが、運のいい人は活躍する場所も与えられ、それにつれて自分の力量以上の力を発揮することができ、予想外の展開を得ることがあります。


つまり、運と実力は決してイコールではなく、運は人間の力ではどうすることもできません。

では、「運」という不思議な存在を寝て待っていればいいのか。

あるいは、「運」は偶然でしかまわってこないものなのか。


そうではありません。

「運」は自分で切り開き、呼び寄せるものです。

『続日本紀(しょくにほんぎ)』という奈良時代の歴史書によると、神亀(じんき)二(七二五)年七月十七日、 聖武天皇が一つの詔勅(命令)を出されています。

それは「七道(しちどう)諸国の社寺を清浄にするため、神社とお寺をきれいに掃除せよ」というご命令で、その中に「わざわいを除き祥(さきわい)を祈ることは、必ず幽冥(ゆうめい)に憑(よ)り、神を敬い仏を尊ぶことは清浄を 先となす」と書かれています。

これは、「災いを除き、幸せを祈ることは、目に見えない世界のお力なくしてはとても叶えられない」という意味です。


目に見えない漠然とした「運」という存在を招き寄せるためには「幽冥に憑(よ)る」、 つまり、神仏・祖先の力をお借りしなければなりません。

見えぬ世界とはウソやマヤカシがない真実の世界です。

目に見えぬ世界からご加護をいただこうと思えば、目に見えぬ世界に対し、真実の愛を捧げなければ通じることはないのです。


人間の世界は、計算の上に成り立っていることが多い。

「この人と親しくするのは損か得か」「今ここでこう言っておけば、将来きっとこうなるだろう」など、 さまざまな打算が心の中に浮かんできます。


これに対して、打算のない真実の世界が「幽冥」です。

打算のない愛を捧げ尽くしていれば、いつしか天に通じ、見えない世界、つまり、神や仏や祖先たちが 力をお貸しくださるのです。


「幽冥に憑(よ)る」とは、無私の愛を捧げること。

そうすれば、自ずと道は開け、「運」を招き入れることができるのです。



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鎌倉時代の歌人として有名な西行法師の有名な和歌がある。

「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」


伊勢神宮に参拝した際の、言葉にならない感動を歌った歌だ。

お伊勢さまにきたら、何がどうのこうのという訳ではない、理屈ではなく、ただ涙が出てくる。



サン・テグジュペリの「星の王子さま」にもこんな言葉がある。

「さようなら」王子さまは言った。

「さようなら」キツネが言った。

「じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」


神仏も、親の恩も、愛も、情も、人の気持ちも、大事なことは、みな目に見えない。

「おかげさま」という言葉も、何のお陰なのかは理屈で考えてもわからない。


「運」もまた同じだ。

運は目に見えない。


「目に見えない世界」を大事にする人は、目に見える現実世界も同様に大事にする。

そして、丁寧に、大事に、感謝とおかげさまの心で生きる。

「目に見えない世界」をバカにしたり、信じない人は、現実世界もたかをくくって生きているようなところがある。

結局、人生をナメることになる。


特に、人生の後半生を過ぎたら、「目に見えない世界」を大事にしたい。

自分も刻一刻と幽冥の世界に近づくからだ。




「運」を招き入れるため…

感謝とおかげさまの気持ちで日々すごしたい。

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