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食が危ない!「添加物大国」日本 〜食品表示編①〜【東洋医学の智恵袋 vol.104】
こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。
今回から、食品表示がテーマです。
食品表示とは、食品の製造元や
原材料・添加物の使用状況を
消費者に伝えるための表示のことです。
Wikipediaによると、食品表示とは
「食品の安全性の確保や
取引の公正、人々の栄養の改善・
健康の増進等を図る目的で、
食品に表示される事項」とされ
以下の6項目の表示が義務化されています。
①商品名
②原材料名
③内容量
④消費期限または賞味期限
⑤保存方法
⑥製造者等の名称及び住所
しかし、私たち消費者が
加工食品の袋の裏に記載された
原材料名を見ても
何が入っているのか
分からないことが多いのが現状です。
例えば、
加工食品に使われている
「原材料に添加してある添加物」は
表示しなくてもよい、
という決まりがあります。
つまり、
原材料に醤油を使っている加工食品の場合、
何らかの添加物が使われた
醤油を使っていたとしても
ただ「醤油」と明記すればよい
ということです。
醤油には、
サッカリンナトリウム(甘味料)や
安息香酸ナトリウム(保存料)といった
添加物が使用されることがあります。
しかし、
醤油を「原材料」として使用すれば
醤油製造時に使われた添加物の
表示義務はないのです。
このように、
「見えないところで使われている添加物」
がとても多いというのが現状なのですね。
「食品表示」とは
食品添加物の使用状況を
消費者に伝えることのはずですが、
現在の食品表示は、
メーカー側に都合良い制度に
なってしまっています。
そんな日本の食品表示における
様々な問題点をお話ししていこうと思います。
◆食品表示法
日本の食品表示を規定する法律は、
食品表示法です。
これまでの食品表示の
ルールを定めていた法律は、
「JAS法」「食品衛生法」「健康増進法」の
3つがありました。
この3つの法律は目的が異なり、
それぞれに表示ルールが定められていたため、
非常に複雑で分かりにくいものでした。
そこで、2015年4月に、
その3つの法律を統合した
「食品表示法」が施行されたのです。
前述の表示が義務付けられている6項目も
この食品表示法で規定されています。
食品に表示されている原材料や栄養成分・
原産地・添加物などは、
私たち消費者が食品を選んで購入する際の
助けとなります。
しかし、いくつか
メーカー側に有利になるルールがあり、
私たちは正確な食品の情報を
得られなくなっているのです。
その2に続きます。
誠真堂鍼灸院
東 洋史
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