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2024年9月9日 《重陽の節句》
【9月9日は重陽の節句🌼大切な仲間と夢を語らう大切な日】
皆さん、こんにちは
まだまだ夏気分でビーサンで電車に乗っています
ヴォイストレーナー田村リカです
今日は重陽の節句とそれにまつわるお話です
一年には「五節句」と呼ばれる行事がありますが、
その中のひとつが9月9日の「重陽の節句」です。
中国では、奇数は縁起の良い「陽」の日とし、
特に最大の陽数「9」が重なる9月9日は「重陽」と呼ばれ
菊の節句として長寿や健康を願う日です。
昔、宮中ではこの日に邪気を払い、
長寿を願う行事が行われていたそうですよ。
**歳を重ねること**
「重ねる」といえば、歳を重ねることを思い出します。
私の周りにも素敵に歳を重ねている方がたくさんいらっしゃいます。
特に女性はどんどん輝きを増している気がいたしますね。
先日もある方が
「50歳は楽しいわよ!私は60代がとても楽しみなの」
と話してくれました。
歳を重ねるというのは、
命や経験を積み重ねることでもあります。
その中で、大切なことに「気付く」ために
時には何かを失うこともあります。
**命の儚さと気付き**
私自身、愛する人を失った時に経験した事があります。
この人が居ない未来は要らないと決めたら
世界から色が消えて全て灰色になりました。
命が続くことを本気で放棄したのです。
その瞬間から呼吸がどんどん浅くなり、思考が止まりました。
あの時の記憶は未だに曖昧いなままです。
しかし、どんなに辛い時でも、
人間はお腹が空き、トイレにも行きたくなるのです。
携帯の電源を切っていたものの、
1週間後に入れ直したら仕事の案件が来ていて、
そんな時に限って好案件w
また、がんの宣告を受けた時も、
「ああ、私も○ぬんだな〜」と妙に納得しました。
でもその瞬間、
自分の命の輝きと温かさを感じました。
コロナ禍で仕事が無くなったときには、
家族や自分の生活の大切さに気付くことができました。
**失うことで気付くこと**
失うものが大きければ、
その分だけ気付きも大きい。
だからこそ、
私たちは今ある「體(からだ)」を大切に扱わなければなりません。
なぜなら、
先に逝った愛する魂たちが私を通して未来を見続けているからです。
私たちは魂のバトンを繋ぐ走者であり
愛する大切な魂たちの声を今も受け継いでいます。
二軸の二本の足でしっかり大地に立ち
心が「今ここ」にあるか
「今ここ」をしっかり生きているか
常に確認する事が大切です。
その確認作業こそが声を出す事なのです。
體を整え、呼吸を整え、魂の集合体の声で想いを伝えること。
それが、歳を重ねるということではないでしょうか。
**夢を語り合う仲間と**
2024年の重陽の節句は
大切な音楽仲間と一緒に高知に来ています。
絶品のカツオを楽しみながら、
菊の花びらを浮かべたお酒で想いを繋ぎ合いたいと思います。
皆さんも、素晴らしい重陽の節句をお過ごしくださいね!
今月も良い風が吹きますように♪
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