命の授業 講演家・腰塚勇人

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自分の部屋は、もう一人の自分

久しぶりに出会った言葉
「今の自分と部屋の状態は一緒」

自分を知る = 自分の心の状態
部屋の何を見る = 物の量
物の量 = 不安の量

私たちの心は簡単に物と結びつき
心が寂しければ・・・
心が不安であれば・・・
自分に自信がなければ・・・
物で埋め、物で振り払い、物で隠す

物に助けを求め、頼りすぎると
やがて物に自分が乗っ取られ
物を使う側の自分が、物に操られ
居心地の良いはずの空間が
物に占拠された状態に
それも今、使ってないものばかりに・・・

それは空間だけでなく
自分の時間も、労力=エネルギーも、お金も

無駄にしていること
それを不良在庫といい
例えが良いか分からないですが
前に付き合っていた人が毎日、部屋にいること
それが何人も

居心地悪いし、気もち悪い・・・
でもそれにいつの間にか
慣れてしまう自分が・・・

今に生きているようで
今に生きていない
過去執着型 もったいない
現実逃避型 めんどくさい
未来不安型 いつか使うかも

豊かさは空間から生まれます
空間 = 余白
余白 = 余地
余地 = 余力
余力 = 生きるエネルギー

斧刃がボロボロになった木こりに
おじいさんが
木を切る前に斧を磨いたらどうだ?
木こりは「忙しくて、そんな暇はない」と

もしかしたら、今、最優先ですることは
部屋、家、車を片付けることかも?

それは人生にも、仕事にもつながりますし
足し算ではなく、まず引き算

自分の部屋はもう一人の自分
私にとっては大事な言葉です
今日も空間を楽しみます
ありがとうございます

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