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🍃自然療法ラボのメルマガ第143号「ハマメリスの自然療法」🍃
こんにちは、自然療法ラボの中村裕恵です
ムシムシした真夏が既に到来しているような陽気の日本。皆様、夏バテされないようにお過ごしください。
先日、アロマセラピストの和田文緒先生の自家蒸留講座に行ってきました
和田先生とのコラボ講座も今年の下半期、久しぶりに開催します!
自家蒸留は、庭で採れた数々のハーブを、シングルまたはミックスして蒸留できるのがいいですね。和田先生が日本全国から取り寄せてくださったローズ&ネロリ、そして、和田先生のご自宅の庭に咲くベルガモットミント+αを蒸留していただき、様々なクラフトを作りました😊
■ブッシュフラワーエッセンス「スリープエッセンスRoll on」✨
https://ec.tsuku2.jp/items/48204120220813
待望の「スリープ 睡眠」が加わりました。ムシムシして寝苦しい季節になってきました。ぜひ、お使いください。他のロールオンも購入できますが「スリープ」はお勧めです。今週中に再入荷されますので、すでにご注文いただいています皆様にも、まもなくお届けいたします。
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「ハマメリス(ウィッチヘーゼル、セイヨウマンサク)の自然療法」
フランスの蒸留所から直輸入しているミトスの高地真正ラベンダーの精油とハイドロゾルの年1回の季節のお届けをお知らせしましたが、年2回ありますキャンペーンが始まりました。今回のおすすめは「ハマメリス」。
ハマメリス(ウィッチヘーゼル、セイヨウマンサク)は、何世紀にもわたりスキンケアの定番植物で、収斂作用と抗炎症作用が高く評価されてきました。化粧水からクレンザーまで用途が広く、様々な肌の問題を軽減する効果が人気の秘密です。ハマメリスは刺激を和らげ、赤みを軽減し、毛穴の出現を抑える力を持つ植物で、世界の美容愛好家や皮膚科医を魅了し続けています。
豊かな歴史
ネイティブアメリカンが伝統的にその癒しの特性を使用し、信頼できるスキンケア成分として時の試練に耐え現在に至ります。オーガニックを求める時代に合わせて、ハマメリスは台頭し、健康で輝く肌のために抽出物の力を利用することへの関心が再び高まっています。
ハマメリスの効果
セイヨウマンサクとしても知られるHamamelis virginianaは、伝統医学やその他の分野で豊かな歴史を持つ顕花植物です。アメリカでの伝承によると、この植物は、さまざまな病気、特に筋肉痛や火傷の治療に使用されてきました。先住民族は、その樹皮と葉を、皮膚の炎症、あざ、関節炎、痔核、虫刺され、呼吸器疾患に治療目的で使用しました。伝統的に、その抽出物は茎を沸騰させて抽出することによって調製されていました。マンサク抽出物の製造は、19世紀初頭くらいより再び始まったようです。
ハマメリスのハイドロゾル(蒸留水)
ほのかなハーバル調の香りのする蒸留水は、スキンケアに使われます。薄くて水っぽいので、テクスチャーは粘稠度に影響を与えることなく、お使いの化粧品にも簡単に添加できます。また、他の天然成分と混合して、フェイスミスト、美容液、保湿剤など、多くのスキンケア製品を作ることもできます(セラミドをほんの僅か添加するだけで保湿力もググっとアップします!)。活性成分が豊富で、ハイドロゾルは、にきび、虫刺され、痔核などの皮膚の問題を軽減するのに役立ちます。また、頭皮の赤みを抑え、大気汚染による肌のダメージを防ぐのにも役立ちます。
肌にもたらす効果 主な化学成分は、ほとんどがタンニン(特にガロタンニン)と、プロシアニジン、カテキン、フラベノールなどのフラボノイドで、抗炎症作用と抗菌作用を持つ天然の収斂剤です。
収斂性
タンニンが含まれており、ハマメリタンニンとサポニンが含まれています。これらの成分の特性は収斂性です。皮膚の油分を減らし、毛包のサイズを小さくするのに役立ちます。また、収斂作用により血管をやさしく圧迫し、赤みや刺激を抑えます。
抗炎症性
タンニンなどの抗炎症作用は、紫外線への曝露によって引き起こされる赤み(紅斑)を帯びた肌に抗炎症作用があることが小さな研究で実証されています。マンサクは炎症性皮膚疾患、特ににきび、湿疹、乾癬などのスキンケアの治療が得意で、静脈瘤にも活用されます。その抗炎症作用は、炎症を起こした肌を落ち着かせ、かゆみを和らげるのにも役立ちます。
抗酸化特性
抗酸化物質も豊富に含まれています。肌のフリーラジカルと戦う優れた物質で、それによって細胞の損傷を軽減します。この抗酸化物質は、しわや小じわの形成を最小限に抑え、肌にアンチエイジング効果をもたらします。
抗菌性
フェノールを多く含んでおり、有害細菌の発生や病原性を妨ぎます。ある試験管試験では、タンニンが豊富なマンサク抽出物が実験され、多くの皮膚病や人間の病気の原因となるさまざまな種類の病原菌、特に連鎖球菌やブドウ球菌症を引き起こす細菌群に対し研究されています。抽出物は、細菌の増殖で有害毒素が作られ、その毒素が、宿主の生態系に災いする病因を制限することに成功したと報告されているそうです。ニキビの原因となるバクテリアとも戦います。
抗真菌特性
健康な皮膚に見られる酵母の病原性増殖を阻害します。これは、脂漏性皮膚炎のケアに効果的です。
皮膚pH調整
肌の自然なpHレベルを維持し、酸性またはアルカリ性になりすぎるのを防ぎます。このバランスの取れたpHは弾力性のある肌に不可欠です。
皮膚バリア
健康な皮膚バリアは、スキンケアの予防にも回復にも、すべての肌タイプにとって重要です。慢性炎症を起こした皮膚を守り、皮膚バリア機能を高めるための天然で効果的成分として有効なようです。
スキンケアに取り入れる
ハマメリスウォーターをスキンケアに取り入れてみましょう。取り入れたかたはその効果に満足しています😊
日焼け対策
マンサクのタンニン(炎症を最小限に抑えるのに役立つ天然成分)が落ち着かせ、冷やします。
毎日のトナーとして
マンサクは天然の収斂剤であるため、余分な皮脂を取り除き、毛穴の視認性を下げます。これにより、オールスキンに適しますが、とくに脂性肌やニキビ肌に最適です。
マンサクトナー(ハイドロゾル)を毎日使用すると若干肌が乾燥する場合は、隔日または数日おきに使ったり、保湿力の高いゼラニウムウォーターやローマンカモミールウォーターとブレンドして使うのもおすすめです。
日焼け・紫外線対策にはラベンダーウォーターとのブレンドもおすすめします。
ニキビ&脂性肌に
ニキビ&脂性肌から油分や余分な皮脂が除去し、吹き出物を止める可能性があります。赤みやしみのある肌を落ち着かせ、血管を引き締めることで、毛穴を小さくし、赤みを少なく見せます。マンサクは余分な油を取り除くのに役立ち、脂性肌タイプに最適です(Tゾーンには毎日使ってもよいですね)。シミ(スポット)を減らす可能性もあります。
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https://ec.tsuku2.jp/items/28018205033308
ハマメリス・ウォーター100ml(小サイズ)です。7月20日まで10%オフです。お得な250mlサイズもあります。
https://ec.tsuku2.jp/items/35000319826042
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個人的には、ゼラニウムウォーターは特におすすめします!フルーツやデザートに振りかけてもおいしいですし、ローズ以上の保湿力があるといわれているのでスキンケアにハマメリスと一緒に取り入れるのも超おすすめです。こちらも、100mlで購入してみていただき、気に入られたら250mlで、次回キャンペーンで購入するのもおすすめです。
キャンペーンの10%オフは7月20日の注文まで❣ 一覧は以下になります✨
https://ec.tsuku2.jp/shop/0000106649/0055/0001
■季節のお届け「AOP野生真正ラベンダー(標高1600m~)」
ラベンダーの中の宝石といわれている標高1600ml以上の高地で生息する野生ラベンダーの芳香蒸留水です。このラベンダーの生育は岩場で、道もない環境のため、収穫はすべて手作業によって行われます。収穫は年々難しくなってきており、また、フランス国外への輸出も制限があり、限定で販売されているものになります。AOP野生ラベンダー(標高1600ml以上)は、野生ラベンダーの中でもダイヤモンドのように貴重なものです。甘く、透明感のある香りの中に力強い華やかさを持つ、すばらしい香りです。 「AOPとは」…1980年代初頭、フランス政府はフランス国内で最も品質の良い野生ラベンダーが生育している地域を限定し、その地域の野生のものおよび野生のラベンダーを栽培したものにAOPと いう商標を定めました。こちらは、芳香蒸留水を採るための蒸留で、精油を蒸留する条件とは設定を変え、芳香蒸留水のほうにも芳香物質が最大限残るような蒸留となっています。芳香蒸留水(250ml)はハマメリスと一緒にも使えますし、とにかく、ラベンダーウォーターは精油と同じく様々に使えます。使い方などラベンダーウォーターのPDFをメールで送らせていただいています。
https://ec.tsuku2.jp/items/21723032002123
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早速購入されて、使っていただいたから、以下の感想が届いています。
「鍋が腕に当たり火傷をし、傷跡に使いました。今まで、持っているものと違います♪火傷後の赤みが、翌朝にはカサブタになり痛みもなく、
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☀️セミナー(すべて後日視聴可能セミナー)のご案内です☀️
●まもなくの開催です!
豊泉真知子先生×中村裕恵のコラボセミナー「ハーブセラピー/精油と自然療法 夏編」第3回は7月13日開催「暑さに耐えうる身体と精神に/夏の自然療法」です。自然療法のほうは、夏こそやっておきたい胃腸の自然療法がテーマの予定です。
第3回暑さに耐えうる身体と精神に/夏の自然療法 | Peatix
●こちらも開催が近づいてきました!
花の錬金術シリーズ第6弾「太陽の情熱~チコリー(アンディーブ)の自分~愛と力の自然療法」
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/62002111111102
2024年7月21日(日)午後1時開始-午後4時終了予定(アーカイブ配信あり)
今までエドワード・バッチ博士も38種類のフラワーエッセンスに選出した「樹木の力」をみてきましたが、今回から「ハーブの力」にも触れ、チコリー(英)・アンディーブ(仏)から話を展開していきます。チコリーCichorium intybusはキク科の多年生草本植物でハーブとして長い歴史を持ち、古代ローマから「肝臓の友」と呼ばれ、頭痛や消化不良に使われていました。チコリーの根には水溶性食物繊維として価値の高いイヌリンが多く含まれ、焙煎されコーヒーの代用品として利用されたり、ハーブとしても大活躍の植物です。青い可愛らしい花を咲かせるチコリーは「太陽の花嫁」と錬金術師に呼ばれ’失せることのない愛’を語っていると言われていました。チコリーは「他人のことを気にしすぎ」をケアするバッチ・フラワーエッセンスの代表になります。この項目には、チコリーの他、バーベイン(クマツヅラ)、バイン(西洋ブドウ)、ビーチ(西洋ブナ)、ロックウォーター(岩清水)が挙げられます。人間は誰でも自分(太陽)を中心に人と接しますが、自分の持つ愛情と力量の配分を時に誤った方向に使ってしまい、自分や他人を苦しめてしまうことがあります。この5つのエッセンスの違いに迫っていきたいと思います。
中村より、ハーブエッセンスとしてチコリー&バーベイン、ジェモエッセンスとしてのバイン&ビーチをお伝えさせていただきます。東昭史先生から、フラワーエッセンスとしての上記4つの植物をご紹介いただき、今回は「他人のことを気にしすぎ」状態に使っていく、ロックウォーターと4つの花の力の違いを解説していただきます。他にない、ユニークな講座となっております。
●和ジェモのセルフケア講座
7月23日午後(オンライン&アーカイブでのご参加者を募集)、8月4日午後(自由が丘で対面でのご参加者を募集)に行います。和ジェモも随分増えてきまして、私が7月16日まで研修を受けます。沢山のアップデート情報を盛り込んで開催いたします❣
https://gemmo-therapy.jp/product/japanese-gemmo-self-care-course/
日本の植物(樹木の新芽か新葉)から作られるジェモエッセンスも種類が多くなってきました。自然療法ラボでも、イタドリで鎮痛剤の使用を抑えられたかた、マコモで体がすっきりしたかた、ゲットウで体の冷えが取れて楽になってきているかた、サクラ(ヤマザクラ)で気分がアップしたかた、ビワで肌の調子が改善したかたなど、本場フランスのジェモエッセンスで改善しない部分に役立っている方が随分と増えてきました。そんな日本原産もしくは古くから定着している植物のジェモエッセンスのラインナップ19種がそろってきています。わかりやすく解説するのと同時に、ジェモセラピー入門講座を兼ねます。
●内容未定ですが、9月24日(火)午前に、ネイチャーワールドにて、オーストラリアンブッシュフラワーエッセンス関係の無料オンラインワークショップを私が講師で開催する予定です。内容は決まり次第、お知らせいたします。ご参加ください(ブッシュフラワーエッセンス認定レベル1コース10月7&8日の平日コースで行う予定もあります)。
●登石麻恭子先生をお招きする「ホリスティック占星術」は10月20日(日)午後開催です。人気講座です。セミナータイトルは「日々に役立つ≪月MOON≫の自然療法」になりました。間もなくウェブチケットも完成させます。楽しみにご参加ください。
登石先生の書籍「月相セラピー」→ https://ec.tsuku2.jp/items/25220310625091
次号も、よろしくお願いいたします🐬