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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|白内障にはどうしたらいいの?

<白内障にはどうしたらいいの?>


皆さん、こんにちは。
お家いきいきケアペットドクター|今村香です。


いつも、いいご縁をありがとうございます。
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。


今回は目の白内障について


人では40代ごろからちらほら始まり、年齢とともに罹患率も増えていきます。動物達では、猫さんよりも犬さんの方がかかりやすいと言われています。老齢以外でも、糖尿病やアレルギー性や目のケガなどによっても起こりますが、今回は老齢性の変化を考えていきます。


白内障というのは、水晶体というレンズの働きをしているところが濁っていくことで起こります。水晶体は外から入ってきた光を網膜にピントを合わせる働きをしています。ピントを合わせにくくなると近視や遠視になる一因となります。そして水晶体は本来は透明なものです。


この水晶体が濁ることで、光が乱反射してまぶしく感じたり、濁ることによってかすんで見えたり、また光を届けにくくなると視力低下を起こしていきます。


動物たちからは顔を見ると、瞳の色が濁って感じたり、白く見えたりしてきます、また、行動に変化が現れます。

柱や壁にぶつかるとか、段差につまずくとか、遊ぶことが減ってきたとか、暗がりを怖がるようになったり、少しの物音で驚いてしまっうなどです。


なぜ、そうなるのかは仮説の段階ですが、主に紫外線によっておこるタンパク質の変化です。

一般的な治療方法は、初期の状態ではキノイド物質を抑える物や、抗酸化の点眼をします。しかし、変性したものは元に戻すことが出来ないので、進行を遅らせるためのものになります。進行していくと水晶体を取り出し、人工レンズに替えることになります。


一方で、漢方の世界観からは、肝臓の働きが眼に反映されるといわれます。肝に栄養が足りていないとき、血がいきわたっていないときは目にも栄養がいきわたらなくなり、かすみめ、眼精疲労などが現れます。しかし、水晶体の問題は、肝の働きだけではなく腎のエネルギー不足も加わります。


ですので、肝をいたわり、腎を保養する食べ物を取り入れていきます。杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)が代表的な漢方薬です。


マッサージでは、目の周りをぐるぐる撫でてあげましょう。目頭付近にあるツボ、晴明(せいめい)というところを少し押してあげるのもいいと思います。スマホ生活では目の運動機能も落ちてしまいますので、積極的に動かしてあげましょう。


レメディでは
Calc-f/カルクフロアー 繊維組織の硬化を防ぐ働きがあります
Calc/カルカーブ カルシウム代謝に重要な役割をします
Cineraria/シネラリア マザーチンクチャーを薄めて点眼することができます
Con/コナイアム 目の打撲の後から、老齢性の変化など
Phos/フォスフォラス 視覚異常に:まぶしさ、閃光、光の輪が見える、視野が狭いなど


Cの頭文字のレメディが多いですね。






最後までお読みいただきありがとうございました。

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