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テレビからタブレットへ
皆様 お元気ですか 元校長で
社会福祉士のノブちゃんです
先日近くの小学校の学校運営
協議会があり,今年もその委員
をすることになりました。この
中で,一年生から六年生までの
授業参観をしました。どの教室
にもテレビがあり,子供たちは
タブレットを使っていました。
ある学年の子供たちは,ノー
トに書いた答えをタブレットで
写真を撮り,それを教師にタブ
レットで送り,教師はその画像
をテレビに映して答え合わせを
していました。子供たちはタブ
レットを自分の身体の一部のよ
うに自由に使っていました。参
観が終わり,校長先生に最近は
NHK教育テレビ(Eテレ)を利
用していますかときくと,今は
ほとんど利用していないとのこ
と,映像等が必要なときは,
ネットから拾い出しているそう
です。私たちが教員の時は,教
育テレビ(Eテレ)をよく利用
していましたが,今教室にある
テレビは放送の受信はできなく,
単なるデイスプレイで,タブ
レットやネットからの映像を表
示するだけのようでした。
子供たちは,10インチのタ
ブレットが貸与されており,図
工ではタブレットで現場の写真
を撮り,教室に帰り,タブレッ
トを見ながら絵を書く,理科も
雨の後,川のように流れる水の
流れを子供たちが,動画に撮っ
て授業で活用しているそうです。
私たちが教師であった時代は,
スライドとかOHPとかの視聴覚
機器を使い,難儀して自作の教
材を準備することが多かったで
す。現在は,パソコンやタブ
レットがネットにつながってい
るため,いろいろな教材が簡単
に手に入りそうですが,教師の
教材研究はどのようにしている
のか,また,子供たちが見る,
聴く,触れる等の五感を通した
直接体験活動が欠かせないと思
うのですが,そのあたりはどう
なのか気になりました。