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6月1日(No.41)「事実と解釈を分ける」

こんにちは。未来の選択肢を増やすお手伝い ownlife 中尾えがおです。
このメルマガでは、皆さんに”人生の主役は自分自身である”ことを実践していただくためのヒントをお送りしております。

先月のメルマガでは「悩まずに考える」ということをお伝えしました。5月は悩まずに考えることができましたか?考えていれば一歩を踏み出すことができます。考えるためにも紙に書き出す、誰かに話をする、事実を集める、などなど引き続き行ってくださいね。

さて、今月は「事実と解釈を分ける」です。先月の「悩まずに考える」につながる内容になります。

何か出来事が起こった時に、私たちはその事実を見て、うれしいな、悲しいな、辛いな、ムカつくな、困ったな、などのさまざまな感情を抱きます。ただ、この感情の抱き方は人それぞれです。

私たちが感情を抱くまでのプロセスは、
ある事実を見る → 解釈する(意味付けする) →感情を抱く という順番になっています。
そうです、事実を見た後に「解釈する(意味付けする) 」というプロセスが入ります。

この「解釈」が私たちに感情を抱かせています。

例えば、先日、私のパートナーとのやりとりでこんなことがありました。
我が家は私のパートナーが夕食を作ってくれるのですが、先日の食卓にとても美味しいラタトゥイユを作ってくれました。でもちょっとアレンジして、鳥の胸肉も入っています。本当にとっても美味しくて、私はニコニコと食べていました。そしてそれを食べながら「これって大豆が入ってても美味しいかもね🎵」と伝えました。

するとそれを聞いた彼は「文句を言わないで!」と怒り出したのです。
私はとても驚きました・・・ニコニコと美味しい料理を食べながら話をしているにも関わらず、どこが文句なのだ?と・・・

文句ではないよ、鶏肉を入れてくれたから、大豆バージョンでもきっと合うよねっていう話だよ、と説明をしましたが、彼は「文句ばっかり・・・」と不満そうです。よくよく話を聞いてみると、私が「大豆が良い」と話をしたことに彼は「今日の夕食はまずいから大豆に変更しろとクレームを言われている」と解釈をしていたようでした。

私は彼とやりとりをしながら、こんなにも人の解釈は違うんだなと改めて興味深く思いました。
まさに、私たちは「事実」を「事実」とみることなく、必ずそこで自分なりの「解釈(意味付け)」をしています。


自分が持つ意味づけには自分特有のクセが出ることも多いことも特徴です。
例えば、どんな事実を見ても、
*全部自分が責められていると解釈する人
*まったく自分には関係ないと解釈する人
*楽観的に解釈する人
*悲観的に解釈する人

などなどそれぞれです。

さて、みなさんはどんな解釈の癖を持っていますか?
この解釈の癖が、自分を悩ませる大きな原因になっているかもしれません。先月の「悩まずに考える」の実践が難しいと感じた方は、もしかすると「解釈」の癖がその原因かもしれないからです。


人と話をする時に、まずは「事実と解釈」を分ける練習をしてみましょう。
何か出来事が起こった時に「事実と解釈」を分ける練習をしてみましょう。
そして、自分の解釈に対して、「他の解釈もできるのではないか」という視点を持って、別の見方にもチャレンジしていただきたいと願っています。

事実に違う解釈がつく時、世界の見え方が変わってきます。

あっという間に6月ですね。24年の半分が終わりそうです。
新しくやってくる6月も人生の主人公として歩んでいただけることを応援しています。

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