誠真堂鍼灸院

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

食が危ない!「添加物大国」日本 〜発色剤編②〜【東洋医学の智恵袋 vol.87】

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

今回も「発色剤」のお話です。

「着色料編①」でもお話ししましたが、
私たち日本人は特に食事の見た目や
色どりを大切にしています。

「日本料理は目で食べる」と
言われるほどです。

ですから、食事を美味しそうに
見せるための工夫は、大切です。

発色剤の「亜硝酸ナトリウム」が
使われなければ、
ハムもソーセージもイクラも
時間が経つと黒ずんでしまい、
美味しそうに
見えなくなってしまいます。

しかし、
健康を害する危険性のある添加物で
食べ物を美味しそうに見せるのは、
やはり問題がないとは言えません。

前回もお話ししましたが、
亜硝酸ナトリウムは毒性が強いのです。

食肉に含まれる「アミン」という
物質と結びついて、
「ニトロソアミン」という
発ガン性物質に変化します。

そして、それを摂取し続けると、
ガンになる可能性が高まると
懸念されています。


◆亜硝酸ナトリウムの1日摂取許容量

では、亜硝酸ナトリウムは
どのくらいの摂取量までなら
健康に影響を与えないのでしょうか。

それを確認してみましょう。

現在のところ、
亜硝酸ナトリウムのADI(1日摂取許容量)は
「0.07mg以下×体重(Kg)/日」
となっています。

要するに、
体重1kgあたり0.07mg以下であれば
大丈夫ということですから、
体重が50kgの成人なら
3.5mgが1日の摂取許容量になる、
ということです。

そして、
ハムやソーセージなどの加工食品には
1kgあたり最大70mgの亜硝酸ナトリウムを
使用しても良いことになっています。

例えば、
縦9cm、横9cm、厚さ1.2mmの
ロースハムの1枚の重さは約10gです。

すると、ロースハム1枚に含まれる
亜硝酸ナトリウムは
最大で0.7mgになりますから、
体重50kgの成人は1日5枚までは
食べても問題ないことになります。

しかし、
発ガン性が認められており
「必要悪」とされる添加物を
身体に入れることは
本当に安全なのでしょうか。

もちろん、毎日ハムやソーセージを
大量に食べるわけでもありませんから、
健康への影響は
さほど大きくはないでしょう。

しかし、日々の積み重ねが、
徐々に体内に蓄積されていく
可能性を考えると
亜硝酸ナトリウムは控えた方が良い
添加物であることは間違いありません。

亜硝酸ナトリウムには、
毒性があります。

過剰摂取によって発ガン性や下痢、
嘔吐の危険性が指摘されており、
アメリカではベビー食品への使用が
禁止されています。

アメリカで
上記のように禁止されている添加物は
少なくとも妊婦さんや子供には
食べてほしくない。

そんな風に思いませんか?

その3に続きます。

誠真堂鍼灸院
東 洋史


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【東洋医学の智恵袋 vol.87】
このメルマガが必要な方がいらっしゃいましたら、
紹介して差し上げてください。
https://home.tsuku2.jp/merumaga_register.php?mlscd=0000213657

健康に活き活きと生きる東洋医学の智慧を
皆様にお届けいたします。

誠真堂鍼灸院公式HP
https://www.magokoro-shinkyu.com/

バルセロナ五輪金メダリスト
岩崎恭子さんとの対談記事
https://www.business-plus.net/interview/2208/k7271.html

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する