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1)海外生活を楽にするヒント/その1 現地語習得のススメ
こんにちは、El Mundo de NinaのNinaです。
今日は、海外生活を楽にするヒント/その1、現地語習得のススメについて書きます。日本人で日本在住の方は関係ないと思われるかもしれませんが、外国人の知り合いの方に伝えて差し上げたり、言葉の奥深い所を突いていきますので、ぜひ最後までお読み下さいね。では、いきます。
なぜ、現地語習得が大切なのか。それは、
現地の方とコミュニケーションがとれるので、買い物や病院など自分が必要としている事がスムーズに行われる。これはもちろんです。どんな拙い言い方でも、一生懸命日本語を話そうとしている外国の方には、好意を持つのではないでしょうか。お手伝いしてあげたいと思います。結果、その人は日常生活が円滑に営めるので生活が楽になります。当たり前の事実。海外でも同じです。でも、私が感じたもっと大切な事は、
言語は哲学である
と言う事を知る事が出来た、です。どう言う事かと言うと、
言語は思考回路なのです。言葉を学ぶと言うことは、別の思考回路を学ぶ、と言う事です。
例をあげると、例えば日本語や英語で電車やバスなどで降りる時に前に人がいたら、「すみません(通して下さい、通ります)」とか、"Excuse me" と言いますね。前にいた方を尊重すると言うか、その方のご迷惑になるけど、通ります、みたいな感じ?でも、スペインでは、"¿Va a salir(降りますか)? ”と聞きます。言外に(降りないなら、そんな所に突っ立ってないでどいて)があります。もちろん地域によっても違うでしょうが、私のいたマドリッドではそうでした。どれだけ自分中心か、ですね。日本で前にいた邪魔な人に「降りるんですか?」って聞いたことがあるのですが、非常に怪訝な顔をされました。もちろん、どいて下さいましたけどね。
別の思考回路を持てるって、すごい事だと思いませんか。それだけで語学を学習する価値があると思いませんか。海外にいたら、言葉を学ぶチャンスは日本にいるよりたくさんあります。なので、ぜひそのチャンスを活かして下さい。活かさなかったら、もったいないです。
だから私はいつも一生懸命に現地語を学ぼうと努力してきたのですが、なぜか韓国語だけは上達しませんでした。市場に買い物に行って、どの位韓国語を勉強してきたのか聞かれました。自信を持って、「4年です!」と言ったら「4ヶ月?잘아시네요(わかりますよ、あなたの韓国語)」と言われ、がっかり、訂正する気も起きなかった事があります。そう言う時は、ま、人生いろいろ、そのうちもっと上手になるさ、と切り替えます。ここら辺は、また次回お話しますね。それでは、また。
良い日々をお過ごし下さい。Have good days! ¡Tenga buen días!
Ninaでした。