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【R.I.P. どうぞ安らかに眠れ。。。】768号
今日も開封頂きありがとうございます!
日本で一番変態さまが大好物♥の田口麻里子です。
(ここでは愛着をもって、色んなことに長けた人を「変態」とお呼びしています。引かないでくださいね~σ(^◇^;))
昨日の夕方17:20頃
ひとりの女性が息を引取りました
享年62歳
息子さんはこの4月から就職が決まり
職場の近くで初の1人暮らし
医者を目指して何度かのチャレンジの後
方向を転換して病院の技師として
医療に携わることになり
新たな門出を迎える予定です
亡くなった女性は
近しい親戚だった私の
母より近い女性
小さい頃は
憧れとともに
縮まらない10歳の年の差は
先を行くお手本というか
ライバル的な姉ちゃん
そんな存在
たまたま埼玉県内で1番の進学高校に
母も姉ちゃんも通っていたため
結果そこを目指すことになったのは
やっぱり憧れもあったと思います
チャキチャキしっかり者の姉ちゃんは
就職してからもバリバリ働いて
その間あんまり会う機会は減って
話す機会はあまりなかったけれど
ごく身近な親戚ではあったので
ご結婚、ご出産、引っ越し
そういう節目節目の情報は
その都度入って来ては
私も頑張ろう!と
勝手に仮想ライバルにしていたのです😂
数年前に婦人科系の具合が良くない
そんな話しを聞いていてから
じいさまばあさまの日常の会話と違って
若い身空の場合ほど
そういう体悪いなんて言う話しは
進行が早いし深刻さが違うので
あえて話しが出てこなかったりします
後から聞いた話しで
既に色々手を尽くしたけれど
もう出来る事がないので
昨年入ってから以降は
もう自分は長くはないから
そのつもりでいてください、と
きっぱりハッキリ
91と86キャラットの姉ちゃんの両親には
宣言をしていたと聞いて
姉ちゃんらしいなぁ😅と思ってました
宣言以降、地元や学校、元の職場の同僚達
親しい友人とは
姉ちゃん自ら企画して
まだ動ける元気なうちに
自分の「お別れの会」をそれぞれ済ませて
両親家族近しい人達とも立派な
「お別れの会」をホテルで催していたのです
そして一通りそれが終わると
残された旦那さんと息子さんに
迷惑をかけないように
ガン患者専用の緩和ケア病棟に
さっさと自分で手配して入って
自分で死ぬまでの段取りを全て終えて
いたのです
実にしっかり者の姉ちゃんらしい
完璧な段取りです
だから本当に「死ぬのを待つだけ」
そもそも緩和ケア病棟って
ホスピスとも言いますが
殆どの人は死を待つ人で
そこから治って家に帰れる人は100%いない場所
姉ちゃんは正月に外泊して
家に戻ってたそうですが
そこで最後の晩餐にする予定が
その時は近しい家族に
コロナにかかった人がいて
結局遠巻きに挨拶するのみで
食事は一緒に出来なかったらしい
そして、昨日までの病院も
コロナとインフルエンザの流行を鑑みて
基本的に入院患者との面会は不可
但し緩和病棟だけは登録済みの人3人までは
4日に1度15分だけは来ても良し
そんな状態
とはいえ本当は帰らなきゃ行けないけど
なんだかんだで1時間弱は居れたみたい
コロナの時にも家族の死に目にも会えず
会えたのは荼毘に付された後だった
という話は冗談じゃなく本当にあった話し
だから昨日そこのうちに
父と行ったときには
実父である91キャラットのおじさんは
今危篤で今日が山だという
娘のところにも行けず家で待機
本当に文字通り「待つ」しかすることがないの
詳しくは訊けなかったけど
しっかりモノの姉ちゃんは
自分のお葬式の段取りも完璧にしてるはずだから
それも含めてもすることがないの
だから私はそこのうちでいつものように
勝手にお茶淹れておじさんの話しに
父と一緒にひとしきり付き合う
お茶をひとしきり飲んで家に帰ってから
姉ちゃんが亡くなったという連絡を貰ったのは
2時間も経っていない頃でした
そうですか、わかりました
もう全てが段取りされてるから
良くも悪くも「そうですか」しか言えないの
余りにも準備周到だと悲しむ準備もできちゃうのかなぁ
なんだか実感が沸かないのは事実です
さて、自分に置き換えたときどうなのか
誰しもいつ死ぬかなんてわからないし
明日の朝、ちゃんと目覚めるかどうかも
わからないじゃない?
たまたま姉ちゃんは自分の死期がわかって
準備も出来たけれどそれはある意味
恵まれてるかもしれないと
不謹慎ながら思っちゃいました
でも、どうなんだろ
私には後はやること無くて死ぬのを待つだけって
それ考えるだけでイヤかも
死ぬ直前までアレしたいコレしたい
悪あがきでも生きることに固執してるかも
私は綺麗には死ねない気がします
なんせ私は140キャラット(歳)までは
生きる気満々なのですから
そんなの無理!って言われますけど
そう思っているのだから仕方がない
絶対に長く生きてるほうが楽しいこと
たくさんあるに違いないから💕
姉ちゃんの手前こんなこと言うのは不謹慎極まりないけれど
決めてるのだから仕方がないのです🤣
やはり身近な人の死というのは
その反面の「生きるとは」を意識します
人はいつ死ぬがわからないなら
準備も大切かもしれないけど
この一瞬一瞬さえ無駄にできないし
今ここに生きていることに感謝しないと
いけないと感じずにはいられないのです
だって、あなたの今は
昨日の姉ちゃんが生きたかった今日なのですから
R.I.P ご冥福をお祈りします
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【本日の気づき】
・人は2度死ぬと言います、1度目は命が終わる時、2度目は人の記憶から忘れられた時。姉ちゃんは忘れないなぁ。
・母もそうだけど、死んだ人は絶対に越えられない
・健康って本当に全ての分母です❗
私の志は、
人と人、人と価値をつなげて
日本や世界を元気にすることです!
日本で一番、変態さまが大好物、
田口麻里子でした!