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メールマガジン バックナンバー
うつ病を克服した夫に声を震わせて伝えた言葉
こんにちは。
おうち看護師ようちゃんです。
いつも読んでくださりありがとうございます。
先日、元消防士で現在は防災士として活動されている
赤塚稔さんのお話を聞く機会がありました。
お話を通して感じたことをシェアします。
赤塚さんのホームページはこちらです。
https://www.phyto-chemical.jp
あなたは、3.11 東日本大地震があったとき
どこにいましたか?
何をしていましたか?
誰と一緒にいましたか?
その時、防災の準備はできていましたか?
また、それを活用することができましたか?
わたしは、あの日、福岡にいました。
翌日、友人の結婚式に参列する予定で
鹿児島から福岡に向かい、
宿泊先のホテルに到着したばかりでした。
何気なくテレビの電源を押すと、
現実とは思えないような
映画を見ているような
これまで見たことのない情報が目に入ってきて
一瞬で心を恐怖に持っていかれました。
しばらく何が起こっているのかわからなくて
映像を見ているだけでした。
そのうち心臓がドキドキしている感覚や
息が浅くなって肩で呼吸している感覚に気づきました。
自分は福岡にいる
ホテルにいる
何も起こっていない
今わたしは安全な場所にいる
そのことは分かっていても
恐怖という興奮と身体の震えが止まりませんでした。
テレビからは日本列島のどこに津波がくるか
その情報も流れていました。
当時、交際していた今の夫が住んでいた
沖永良部島が津波警報地域に含まれていました。
福岡から沖永良部島にいる夫に連絡すると
夫は地震が起こっていたことを知らなかったので、
「高台に逃げて!」
と震えながら伝えたのを今も覚えています。
翌日には沖永良部島の津波警報は解除され
夫は無事でした。
あの時、私たちは婚約中でした。
お正月に結納をして、
いよいよ結婚という気持ちではありましたが、
もしかしたら私にとってあの瞬間が
この人と結婚するということを
強く思った瞬間だったのかもしれません。
尊い存在である
ということを強く自覚した瞬間だったのかもしれません。
結婚してうつ病になるとは
あの時は全く想像していませんでしたが・・・
結婚後、病を患い闇のような時代を二人で経験しましたが、
病を克服し、おかげさまで二人で生きています。
あの時の自分に声をかけるとしたら
「自分のハートに従ってよかったね。」
と言ってあげたいです。
赤塚稔さんは、当時、消防士として消防署に所属していました。
災害が起こると間もなく出動要請があり、
翌日には、チームの隊長として現場で活動されたそうです。
その時の映像を見せていただきましたが、
10年以上経った今でも恐怖を感じました。
赤塚さんは、お話の中で
「“災害は忘れた頃にやってくる”と言いますが、
今はそうではありません。
“災害は忘れる間もなくやってきます”。」
と仰られました。
確かに地震や火山の噴火など自然災害発生に関して
発生時期や規模の研究がされていますが、
自然災害がいつ起こるのかなんて
本当は誰にも分かりません。
あくまでも予測です。
だから“備え”が必要なんです。
その備えとは、水や食料、携帯トイレなど
物質的な備えはもちろん必要ですが、
心の備えも必要、と赤塚さんは言われました。
心の備えとは、何なのでしょうか?
平和ボケ
という言葉を聞いたことはありませんか?
この瞬間も戦争している国があり、
その犠牲となり傷ついている人もたくさんいます。
日本では
子どもたちは、学校に行き
大人たちは、仕事に行き
夜になると家に戻り家族で過ごし、また朝を迎え出て行く。
これが今の日本の多くの家庭の日常です。
災害の備えとして
シェルターを準備している国もたくさんあるそうです。
日本には幾つあるのでしょうか?
それは各家庭で準備・購入できるものでしょうか?
シェルターの必要性をどれだけの日本人が感じて、
情報収集し、準備しているでしょうか?
日々の暮らしで精一杯
子育てでそんなことを考える時間はない
と先々のことに時間もお金もかけられない
という人も今の日本にいはたくさんいるでしょう。
でも、災害は待ってはくれません。
赤塚さんの話された言葉の中に
もう一つ印象に残っている言葉があります。
「健康であることは、防災の一つ」です。
病気を患っている人にとって
災害時、薬が手元になかったら困りますよね。
災害が起こると
病院に行けないかもしれない
病院が被災しているかもしれない
病院に薬がなくなっているかもしれない
新型コロナウィルス感染症で世界中がパニックになったとき
日本の薬局でも
薬が商品棚になくなっていたり
品薄になったり
本当に薬が必要な人に届かない状況がありました。
私は、おうち看護師として
病気になる前の身体作りや自分の身体と心を育むお手伝いを
ご家族の健康をサポートする主婦や子育て中のお母さんを中心に
関わらせていただいています。
おうち看護師として活動を続けることで防災につながる!
伝えよう!
赤塚さんのお話を聞いてそう思いました。
“健康は、防災になる”
このメールマガジンを読んでくださっているあなたに
この言葉が届き、備えの一つとして健康を考えていただけると幸いです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
4月からオンライン健康相談ができるように準備中です。
私と同じように家族がうつ病を患っている方や
体調でお悩みがある方など
お話しながら少しでも心が軽くなればと思っています。
準備が整い次第、ご案内させていただきます。
うつ病を克服した夫がメールマガジンを書いています。
こちらも読んでいただけると、
どうして私がこの人と生きているのか
彼の人柄が分かっていただけると思います。
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