鹿児島県霧島市ほん和か

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うつ状態のツレと祖母の最後

こんにちは。
おうち看護師ようちゃんです。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。


3月3日は『桃の節句』お雛祭りでしたね。
雛人形は飾られましたか?


お子様の健やかな成長と幸せを願い
お祝いされたご家庭もあったと思います。


わたしにとって3月3日は雛祭りだけじゃなく
祖母の命日でもあるので
祖母のことも思い出す大切な日です。


大好きなミエおばあちゃん
ありがとう。


祖母は子どもを7人産み育てました。
昔の人はすごいですよね
7人も産むなんて!
その7人兄弟の末っ子がわたしの母です。


母には6人の兄姉がいて
その一人 叔母が先月亡くなりました。


叔母の記憶はいつも笑っていて
「洋子ちゃん、お元気? からだは大丈夫?」
会うたびに優しい言葉をかけてくれました。


叔母の通夜は極々小さく家族だけが集まり
とても優しくて温かな雰囲気のものでした。


通夜には
うつ病を克服した夫も一緒に来てくれて
叔母の娘家族や親戚にも久しぶりに会うことができ
叔母が亡くなったことは寂しいことではありますが
叔母がみんなに会わせてくれた
そんな夜でした。


通夜では
従姉妹から叔母が里帰り出産した時の
写真を見せてもらいました。


そこには私が今まで一度も会ったことがない家族
“おじいちゃん”が写っていました。


おじいちゃんは
学校の先生をしていて転勤族だったそうです。
母がまだ独身の頃に肺を患い亡くなったと聞いています。


私がおじいちゃんの顔を見たのは
祖母の家に飾ってあった遺影だけ。


遺影に写っているおじいちゃんは
黒縁眼鏡をかけていて
とってもニコニコしていて
優しい人だったんだろうな〜
優しい先生だったんだろうな〜
会ったことはなくても
おじいちゃんの人柄が伝わってくる
そんな遺影でした。


叔母の写真には
まだ元気だった時のおじいちゃんが写っていて
遺影以外でおじいちゃんの顔を見ることができて
私はとても嬉しかったです。


写真越しではありましたが
私の家族であるおじいちゃんを
夫に紹介することができたことも嬉しかったです。


学校の先生をしていたという共通点もあり
夫も写真を見て喜んでくれていました。




私が結婚して最初に経験した家族の冠婚葬祭は
夫の祖母の死でした。


その頃の夫は体調不良がひどくて
めまい、吐き気、気持ちの落ち込み、やる気ゼロ
一日中布団で過ごしていました。


大好きな祖母の死を受け入れられるだろうか・・・
息を引きとる前の祖母を見て夫は耐えられるだろうか・・・
亡くなった後、お葬式に行って大丈夫だろうか・・・
私は勝手に未来を想像して
勝手に悩みました。


でも 伝えないわけにはいかない
大切な人なんだから伝えないことの方が
夫にとって苦しいことだ
後のことはどうにでもなる
まずは事実を伝えよう
私はそう思い 
布団で寝ている具合の悪い夫に
「おばあちゃん、そろそろみたいだよ。どうする?」
と話しかけ、夫がどうしたいか意思を確認しました。


夫は無言でスッと布団から起き上がり
強張った表情で
「行く。ばあちゃんに会いに行く。」
と、それだけ言って
祖母に最後の別れをするために
入院先の病院に行きました。


めまい、吐き気、気持ちの落ち込み、やる気ゼロ
そんな夫は
ベッドに寝ている祖母を見た途端
大きな二重の目から大粒の涙を流しました。
両手をギューッと握り、声を出さずに泣いていました。


見ているこっちが
(大丈夫かい?)
と心配になるほどでしたが
周りを見ると私以外にも夫に寄り添ってくれる
夫の家族がいたので
みんなのおかげで夫も私も祖母を見送ることができました。


めまい、吐き気、気持ちの落ち込み、やる気ゼロだった夫が
祖母の最後を見送ったことは
心身ともにきつかったと思います。


しかし
夫は祖母と一緒にいられる最後の時間をもったことで
祖母の最後を受け入れることができ
整理することができたんだと思います。


めまい、吐き気、気持ちの落ち込み、やる気ゼロだった夫と
祖母の最後を一緒に見送ることができたことは
私にとって
夫婦としても 
うつ病の夫に元氣になってほしいと願う妻としても
一段階段を上がることができた
そんな忘れられない大切なエピソードです。


うつ病の人への接し方や
うつ傾向にある人への接し方については
私は看護学校で学んでいましたが
実際にそれが家族に起こるということは
教科書通りではなく
少しずつうつ傾向になる場合もあれば
突然 うつ状態が出現する場合もあって
予測不可能です。


ラブストーリーは突然に!じゃなくて
うつは突然に!そんな場合も
有にあるんです。


逆も言えて
うつ状態が晴れる日は突然くる!
そんなこともあるんです。


だから今うつ状態にあるあなたや
うつ状態にあるご家族と一緒にいるあなた
そんな日が来ますよ。



2月下旬から3月のはじまりは
大切な人や家族との繋がりを感じました。
夫とともにたくさんの出来事を経験し
二人で経験することで今の暮らしがあります。


自分たちに関わってくれる人との出会いや
二人だけの語らいを通して
今の二人の暮らしがあります。
本当にありがたいことです。


いつも私たち夫婦を応援してくださりありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。




今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。


うつ病を克服した元公立中学校国語教師の夫が
あなたが人生を生きやすくなるお手伝いをいたします。
あなたの人生は、あなたにしか生きられません。

私は夫に読み解いてもらったことで
自分を好きになることができました。
自分を好きになりたい人にもお役に立てると思います。

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どちらかお選びくださいませ。
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夫がリアルイベントを開催します。
長崎県佐世保市にある菌ちゃんふぁーむから
菌ちゃん先生をお呼びして講演会を開きます。
環境問題や安心安全な食に興味がある人または
そういうことを大事にしている人に
ぜひ聞いてほしいです。
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どうぞよろしくお願いします。

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