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佐々木整骨鍼灸院です。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年は1月4日(木)より平常通り診療いたします。
1月の休診は日曜祭日のみです。
★ぐちをこぼしたっていいがな 弱音を吐いたっていいがな 人間だもの たまには涙をみせたっていいがな 生きているんだもの
―――相田みつを
簡単な人生を願うな。困難な人生を耐え抜く強さを願え。
―――ブルース・リー
人間三百六十五日、何の心配も無い日が、一日、いや半日あったら、それは仕合せな人間です。
―――太宰治
私は困難な中で笑える者、苦しみを通して強くなる者、非難されて勇気を出す者を愛する。
―――トマス・ペイン
人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
―――フランシス・ベーコン
★【2024年・元旦によせて】
辰宮太一氏の心に響く言葉より…
年間約1500回ものお祭りが行われている神宮。
お祭りの基本は、神々を祭ること。
私たち人間が楽しむために、賑(にぎ)やかに行う「おまつり」ではなく、神々に奉仕するお祭りが行われています。
一月一日は「歳旦祭(さいたんさい)」から始まります。
新しい年のはじめをお祝いし、皇室の弥栄(いやさか)、五穀の豊穣、国家の隆昌(りゅうしょう)、国民の平安をお祈りする行事です。
神道は、教義なき宗教と言われます。
「教え」とは、低俗な世界にいる人の知的文化的水準を引き上げるためのものと言っていいでしょう。
しかし、神道の先人たちは、人というものは、教養などでわざわざ教え諭すような水準ではないのだ、当たり前に、天地自然を敬い、人も物も敬う、尊き存在なのだと思っていたようです。
神道とは、非常に高度に人を信じる思想なのです。
それはつまり、人を差別しないということです。
神と人、自然界と人、人と人を差別せず、人もまた大自然であり神であると考えたのではないかと。
神道の代表的な考え方に「禊祓(みそぎはら)い」があります。
知らず知らずのうちに、つまらない欲や、恐れや不安などによって、清浄であるはずの魂や心などがすすけて濁ってしまう。
そういう余計なものを祓い清めれば、本来の輝く姿に立ち戻ることが可能だということです。
また、内宮の御神体は八咫御鏡(やたのかがみ)といわれます。
カガミからガ(我)を取ったらカミなのです。
鏡に映る自分から我欲を取り去れば、すでに神なのですよと教えるコトダマなのです。
祓いと鏡。
そこに隠されたふたつの秘密。
それは、あなたの本質は神様と同じですよ、ねじけ曲がれなくてもいいのですよ、誇り高く生きなさいと語りかけているようです。
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神道の大切な教えのひとつに、「今、この瞬間こそが、理想の世界だ」というものがあり、これを「神代在今(かみよいまにあり)」という。
「今」という瞬間の一点に、過去、本来、現在すべての時間が集約されているということ。
伊勢神宮の森は、総面積五千五百ヘクタール、東京ドーム千二百個分。
パリ市街や世田谷区とほぼ同じ面積だ。
伊勢の森である調査が行われた。
伊勢の森が発する環境音(葉ずれの音、鳥のさえずりや羽ばたき、虫の羽音、五十鈴川のせせらぎ)には秘密があることがわかったという。
伊勢の森は、「聞こえない音」であふれていたのだ。
その「聞こえない音」がもたらす効果は、ハイパーソニック・エフェクトと呼ばれる。
人間の耳ではキャッチすることのできない「高周波の環境音」。
これは、生活習慣病や精神バランスの調整に効果があり、ストレスを軽減し、免疫力を上げることも実証されている。
以上、「いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる」(サンマーク出版)より
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本日は一月一日、元旦…
「日本(にっぽん)が ここに集まる 初詣」(山口誓子)
一年の初めに、「伊勢神宮」に思いを馳せ、清々しい気持ちで一歩を踏み出したい。