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自然栽培にハマっている話。
皆さん、こんにちは。元氣屋の紀子です。
最近私は自然栽培にハマり、自分でも畑を借り自然農法で野菜を育てています。
皆さんは、自然栽培で有名な木村秋則さんはご存知でしょうか?
『奇跡のリンゴ』で映画化もされていたので、ご存知の方は多いでしょう。
無農薬で栽培するのは不可能というのが定説だったりんごを、奥様が農薬で体調が悪くなることがきっかけで、11年間かけて無農薬無肥料栽培を成功させた木村秋則さんです。
話を聞くと、それはそれはたくさんの興味深い苦労話があったそうです。
自然栽培という言葉は、実は木村秋則さんが「人が手をかける無農薬無肥料栽培」のことをそう呼ぶようにされたようです。
それは、やはり無農薬無肥料栽培の福岡正信さんの自然農法とはまたちょっと違うからです。
「栽培」自体は、人の手によるものなので、当然「自然」とは違います。
自然を教師にして、植物と土の本来の力を引き出す農法を自然栽培と言います。
さて、ここから私個人の話になります。
昨年より近所のレンタル畑で自然農・自然栽培を体験し始めた私は、一度木村秋則さんのお話をお聞きしたいな〜という気持ちが頭の片隅にありましたが、その想いは意外に早く叶いました。
昨年8月の石川県羽咋市で行われた自然栽培フェスティバルに参加できたからです。
その行動の結果、私は自然栽培の素晴らしさがわかり、“自然栽培こそが日本を救う”とさえ思うようになりました。
木村秋則さんをはじめ、自然栽培に関係する方たちの大ファンになったわけです。
そして先日、2023年の12月16日も、木村秋則さんの講演、そして木村さんの愛弟子である氷見の廣さんとの対談があるということで、またスケジュールをやりくりして、富山県の氷見市に行ってきました。
今回で木村秋則さんのイベントは3回目です。
楽しみにしていた廣さんとの対談は、時間の関係でちょうど面白い話の途中で会が終わってしまった感満載でしたが、木村秋則さんの「しまった〜、(途中で)申し訳ない」という優しい笑顔は、本当に天下一品でした。
全てを丸く収めてくださる笑顔です。
私は、自然栽培について学んで体験している最中ですが、自分の価値観や食生活がずいぶん変わりました。
それと同時に体重も減り、より体調が快調になりました。
ちょっと仕事が大変だった日、または風邪をひいてしまったかな?と思う日、畑仕事に行くと、とてもリフレッシュになり元気になります。(最近別の方に聞いたことですが、土に絵触れることで土壌菌を体に取り込み実際に体の免疫力がぐーんとアップするそうで、納得しました!)
なので、多くの方にこの楽しさ・良さを体験してもらいたいと思うようになりました。
それが、少しでも日本の食が変わっていくきっかけに繋がるのではないかという思いから。
てなことで、先日木村秋則さんに教えていただいたお話から一つ、目からウロコのお役立ち情報です!
トマトですが、普通は縦に植えますね、それが常識となってます。
だけど木村秋則さんいわく、トマトは横に植えるんですって。
そうすると、茎から根が広い範囲で出て、土から栄養をたっぷり吸収でき美味しいトマトに成長するそうです🍅
その話は今まで聞いたことなかったけれど、今年トマトの成長ぶりは凄まじく、ちょっと畑に行けない間にジャングルのようになっていたので、横に広がるイメージはできます。
来年はぜひやってみましょ!
皆様もプランターでも良いので、自然栽培の野菜作りに挑戦してみてください。
自然栽培を体験したみなさんは、みんな楽しがっておられます😊
農薬・肥料を使わないので、思ったよりずっと楽なんです。
成長が普通より遅いのですが、それは、土の中で根を成長させるのが先だからです。
じっと見守る姿勢が大切だったりします。
そして水のやりすぎは注意です。根を伸ばさなくても簡単に水が補給されると、か弱い苗になってしまうのです。
人間でいうと「過保護」というやつです。
野菜の成長ぶりを見て一喜一憂したり、収穫した野菜の美味しさを味わったら、きっと皆さん病みつきになってしまうのではないでしょうか!