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11月1日(No.34)「緊急度:低い×重要度:高い を実践する時間を作る」

こんにちは。未来の選択肢を増やすお手伝い ownlife 中尾えがおです。
このメルマガでは、皆さんに”人生の主役は自分自身である”ことを実践していただくためのヒントをお送りしております。

10月のテーマは「30年後もその生き方で満足ですか?」でしたが、とても反響が大きくたくさんの方から個別にご連絡をいただきました。皆様がメルマガをきっかけにご自分の人生で主役であることを考えていただけたことをとても嬉しく思っております。

今年も残すところあと2ヶ月。本当に早いものですね。
11月のテーマは「緊急度:低い×重要度:高い を実践する時間を作る」です。

スティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」をお読みになった方やタイムマネジメント研修などをお受けになった方にはピンとくる言葉かもしれません。

物事の優先順位をつけるためのマトリクス表には4分野が存在します。

A:緊急度:高い×重要度:高い
B:緊急度:低い×重要度:高い
C:緊急度:高い×重要度:低い
D:緊急度:低い×重要度:低い

Aに入るものは「急ぎ」で「重要」なので「今すぐ手をつける」ことです。今すぐ手をつけなければ困ったことになるぞ、というのがA分野です。

Bに入るものはとても重要ですが、急ぎではないことです。今すぐ手を付けなくても特に困っていないけどいずれやりたいと思っている重要度の高いものたちも含まれます。

Cに入るものはとても急ぎですが、そんなに重要ではないこと、Dに入るものは「急ぎ」でも「重要」でもないけどやる必要のあることです。

物事の優先順位をつける時にはこのマトリクス表を使って、4つに分類します。そうすると「何から手をつけなければならないか」が見える化されてわかりやすくなります。

さて、この4分野に関して最も重要な分野はどこだと思いますか?

タイムマネジメント研修でもこの質問をしますが、みなさんの回答は「A」です。
確かにAは「急ぎで重要」なのでとても重要に感じます。

実は、最も重要な分野は「B」すなわち「緊急度は低いけれど重要度が高い」分野です。

緊急度は低いけれど、重要度が高い分野とはどのような分野でしょうか?

簡単に言ってしまうと「今すぐ手をつけなくても、現状困っていないけれど、でもここに取り組めたらもっと人生や仕事の質があがる」と思える分野です。

・本を読んで知識をつける
・自分の仕事に関わる資格の勉強を始める
・会社やチームの人材育成の計画を立てる
・仕組み化のためのマニュアルを作る
・もっと効率よく仕事ができるように引き出しの整理整頓をする、部屋のレイアウトを変える

上記のどれをとっても、今すぐやらなくても現状は何とかなっているものばかり、でも「いつか手を付けたいと思っている」。そして、「ここに手をつけることができたらもっと人生や仕事の質が向上するだろう」と思えるものです。

このB分野は「手を付けなくても何とかなっている」ので、なかなか手をつけることをしません。しかしここに手を付けない限り、人生の質が上がることはありません。「現状維持は衰退」という言葉の通りです。



みなさんにとって「緊急度:低い×重要度:高い」分野にはどのようなものが入っていますか?

・家族と旅行に行く
・里帰りをして親孝行をする
・入院をしている人のお見舞いに行く
・気になっている人に手紙を書く
・健康のために運動を始める
・貯蓄や投資をやってみる
・パートナーや子どもたちに「愛している」ことを伝える

11月は人生の中で「緊急度:低い×重要度:高い」分野に入っているものを実践する時間を作ってみましょう。


そして同時に「緊急度:低い×重要度:低い」に時間を使い過ぎないようにしたいと思います。自分の時間の使い方をいつも冷静な目で見ておけるそんな力も身につけていきたいと思っています。

今年も残すところあと2ヶ月。あっという間に終わってしまいそうです。

でもあと2ヶ月「も」あります。重要なことを行うには十分な時間です。

ご自分の人生の主役であるために「何が重要か」を見極めていきましょうね。

みなさんの11月も素晴らしい1ヶ月になることを願っております🎵

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