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爽やかな好青年との出逢い
みなさん、こんにちは!みらい樹スタッフの川瀬です!
この夏の1300km自転車旅も無事ゴールを迎えました!
(京都〜鹿児島までの1300km)
旅の事を語れば長くなりそうなので簡単に。
自分が楽しいと思う事、やりたいと思う事に素直に向き合い、
行動にうつして本当に良かった!
楽しい思い出、良い経験、良い出逢いが沢山できました!
そしてその旅ができた事、
今ある全ての環境に感謝します!
本当にありがとうございました!
それでは田中さんの記事の3回目をお送りしますね!
好青年との出会い(田中紀子つづき)
佐伯さんと離れ、畑へ向かう道を歩いていると、
ふと、一人で歩く男の子の姿。
とても畑に行くような姿ではない身なり(綺麗なスニーカーに白いシャツ)
スラっとした爽やかな青年がいました。
思わず話しかけてしまいました。
「今日は一人で参加ですか?」
「自然栽培に興味あるの?」
「私も今日がはじめてなの」等
彼いわく、大学4年生だけど就職しないで
就農しようかな〜と迷っているとのことでした。
私は、コロナ禍でそんなふうに
感じた学生がいるんだな〜と思いました。
畑に着き、里芋収穫の作業が始まって、
その青年とはそれっきりになってしまいました。
途中で佐伯さんが蜂に刺されるというハプニングがあり病院に行かれたので、
私も午後は用事があったので、先に失礼したからです。
その日の午後の用事とは、今思えば本当に偶然なのですが、
みらい樹の松居さんにお会いすることでした。
そこで、羽咋の自然栽培の人参農家さんが弟子を募集しているという話を聞くことになりました。
ふと思い浮かんだのは、午前中に出会ったあの好青年。
「しまった〜!連絡先をきいてない」
でも、そこでめげる私ではない!
茅ヶ崎の農学校主催者の方に連絡を取って、
「一人で参加していた大学4年生の男の子と自然栽培農家への就農の件で連絡を取りたいので、興味があったら連絡が欲しい」と伝言をお願いしました。
すると、なんとちゃんと彼から連絡が来ました。
そうしてみらい樹の松居さんとその好青年を引き合わせることに成功したんです(^.^)v
好青年は、峯岸 玄(みねぎしげん)という、まるで俳優のようなお名前でした。
松居さんと玄くんの初顔合わせの日。
あいにく用事で立ち会えず悔しい思いをしながらも、
用事が終わり次第ダメ元で駆けつけたら、
今まさに解散という場に間に合いました。
場は和やかで、松居さんは彼に、
よかったら羽咋へ見学に行かないか?と誘っていらっしゃいました。
羽咋で人参農家さんをはじめ、
高野さん、農協の粟木さんら、関係者に会うのに同行してもらうというのです!
私は思わず「もし、行くならその時は私も顔出させてもらってもいいでしょうか?」と図々しくも聞いていました。
ミーハー的ですが、こんな機会でもなければ私が高野さんや粟木さんにお会いできることなんかない!と思ったし、
なぜか必要を感じたからです。
その後、玄くんは羽咋見学を正式に選択したので、
私もスケジュールを調整して本当にその旅に同行させていただくことになりました。
なんと3泊4日の旅です!
関係がまだ浅い者同士3人の、濃厚な旅。
朝7時から夜8時までびっちり一緒に行動しました。
そう、新入社員研修のような感じでしたね。
3日3晩は目まぐるしいスケジュール。
松居さんのお仕事に合わせてあちこちついて行くのですが、
道中はとっても楽しかったです。
松居さんも玄くんも話題が面白いし、
会う人会う人皆いい人ばかりなんですもん!
初日は、早速人参農家さんを訪ねました。
ちょっとワイルドな川上さん。
厳しい方と聞いていましたので、緊張しました。
ですが、時間の経過とともに話も弾み玄くんを気に入っていただけたようででした。
一番のエピソードは、2日目、高野さんと玄くんの面談にありました。
どちらかというと大人しい玄くんがこの時ばかりはよく喋り話が盛り上がっていました。
そのうち高野さんがおっしゃいました!「松居さん、この子羽咋に来るよ」😳
「わ〰️!高野さんがそうおっしゃっるからには、そうなるー」
そう思ってコーフンしました。(ちょっと私、役立てたかも〜!)
玄くんは今、羽咋市民となってみらい樹さんの店舗の店長さんであり、
自然栽培の人参農家に挑戦しています!
こうして振り返えると、佐伯さんが繋いでくれたご縁だったんだ〜と、
書きながら改めて思い起しました。
その玄くんは、今回のイベントで登壇の機会があるようですよ!
皆さんもちょっと楽しみではありませんか?
なぜ新卒で自然栽培農家への道を選んだのか?
本当のところを聞いてみたいですね!