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「縁」って不思議〜!!
こんにちは。Victory学院の山崎です。
今回は数年前のエピソードです。
「え~!そういうことだったんですね!!」
私は思わず声をあげた。
「いや~、ずっとO先生がこの仕事を引き受けられた経緯が
知りたかったんですよ」
と私はフリースクールの担当のC先生に言った。
実は、私、あるフリースクールで英語を教えている。
この仕事はこのフリースクールが立ち上がった時からで、
今年で4年目になる。
元々はこのフリースクールより少し前に立ち上がった
通信制高校の責任者I氏が「飛び込み」で
私の教室に来たのだ。
というのも、私の教室は、この高校が
入っている建物の「真裏」にあったからだ。
(一応、言わせて頂ければ、私の教室の方が「古い」!!)
I氏が手伝ってもらう人を探して、駅周辺の塾を手あたり次第
訪問して「門前払い」を食らい、最後に「ダメ元」で
真裏にあるうちの教室に来たのである。
私としては、本業は夕方からなので、
午前中に仕事が頂けるのは、正直有難かった。
そのI氏との出会いから通信制高校で仕事を頂き、
同じビル内にあるフリースクールも手伝ってほしいと言われ、
またまたI氏の紹介で上野にある別の通信制高校の仕事も
頂くことになった。
私が「不思議だ」と思っていたのは、
同じくこのフリースクールで数学を教えて
いらっしゃるO先生だ。
O先生は池袋の方で数学専門の教室を
開校していらっしゃるのだが、
そもそも、池袋と私のいる町とは結構離れているのだ。
私は当初から不思議だった。
私は「真裏にある」教室なので
ある意味このフリースクールで働くのは
不思議ではない、
しかし、池袋のO先生はどうか????
O先生は、このフリースクールが求人を出しているのを
見て、応募してきた訳ではないようだ。
じゃあ、どうやって????
直接、聞く機会もなく、時間が流れて行った。
それがある日、C先生と話をしていて、
「今度の卒業式は何人ですか?」
と尋ねたところ「10人です」とC先生から聞き、
一人ひとり名前を確認していった。
その中にB君がいて、私が
「あれ?B君って知らないかも」
というと、
「山崎先生のいる火曜日に来ていないかも」
とC先生。
「でも、O先生のことは知っている」と。
「B君はO先生の塾生だし」との説明を受けた。
「そうなのね」と私。
C先生は
「B君の保護者が確か、O先生のことを紹介してくれたんですよ」
と。
私は思わず、
「え~!そういうことだったんですね!!」
と叫んだ。
C先生、すかざず「山崎先生、今度の卒業式で
一言祝辞をお願いしますね」
と言って、去って行った。
私はフリースクールの卒業式で祝辞を述べるにあたり、
「人との縁」について話をした。
そうしたら卒業式後のお祝いの会で
B君の保護者が私のところに来て、
「先生のお話、すごく良かったです」
と言ってくださった。
「本当に人との縁って大切ですよね」
とB君の保護者は言ってくれた。
驚いたことにB君の保護者と
フリースクール立ち上げ時の責任者H氏が
大阪の高校の同級生で、
同窓会でたまたま会った時に
H氏が
「いい数学の先生いないかなぁ」
と話をされたのをB君の保護者が聞いて、
「O先生っていういい先生がいる」
とH氏に紹介した、とのことだった。
更に「そういうことだったんですね!」
と思って、ものすごく「スッキリ」した気分になった。
私は本当に驚いたと同時にこういう「縁」は大事にしたい、
と思った。
I先生が弊教室に飛び込みに来なかったら・・・
H氏とB君の保護者が同窓会で会わなかったら・・・
全く別のフリースクールになっていたかもしれない...
「縁」
「えん」
「エン」
そうだ、
英語で何と言うのだろう????
多分、
「relationship」
(関係)
が一番合いそうだ。
「bond」というと「絆」だし・・・
ということでいつもの
『スーパーアンカー英和辞典』ではなく、
『スーパーアンカー和英辞典』を引いてみると、
「relation」
「connection」
とも書いてあった。
なるほどね。
そう考えると
「あなた」
との
「縁」
も大切にしたいですね!!!
何百万とある「メルマガ」の中から
「私」のメルマガにご登録下さった訳です。
これも何かの「縁」ですね。
これからもあなたの英語力上達に寄与できるよう
情報発信していくつもりですので、
何卒宜しくお願い致します。
今日はここまでです。