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〜「〜させる」って何て言うの?〜

こんにちは。Victory学院の山崎です。

(生徒)「塾頭~!教えてくださ~い!」
(先生)「何だ何だ、どうした?」

(生徒)「~させるってどうやって使うの?」
(先生)「~させる???」
(生徒)「そう」

(先生)「何をしなけれいけないの?」
(生徒)「英作文」
(先生)「おお、そうか。で、日本文は?」

(生徒)「ええっと」
と言いながら、問題集に目を落とした。


(生徒)「お母さんがケンに部屋を掃除させた」
(先生)「なるほど」

(先生)「ケンはどういう気持ちだと思う?」
(生徒)「はあ???先生、何言っているの?」
と驚いて

(生徒)「そんなの問題集だから分からないよ」
(先生)「確かにな。じゃあ、君はどう思う?」
と聞くと、

(生徒)「そんなの問題と関係ないでしょ!!」
(先生)「いや、実はあるんだ」
(生徒)「えええ??マジで???」
と声をあげた。



あなたは、このやり取りを読んでどう思いましたか?


やはり、生徒と同じように「???」でしたか?



では、続きを。



(先生)「うん、実はケンがどう思うかで・・・」
とゆっくり話した。

(生徒)「思うかで・・・」
と繰り返す。

(先生)「使う動詞が変わってくるんだ」
(生徒)「へえ~!どう変わるの???」


(先生)「例えば、ケンが嫌々掃除をした場合・・・」
(生徒)「嫌々の場合???」

(先生)「そう、嫌々の場合は、「make」を使うんだ」
(生徒)「make???」
(先生)「そう、「make」ね」


(先生)「この場合は、時制は何かな?」
(生徒)「時制???」
(先生)「そう。現在、過去、未来とかあるでしょ」
(生徒)「あ、それね。それは・・・過去だ」

(先生)「そうだね。だったらどうなる?」
(生徒)「makeを過去形にするんだね」
(先生)「そうそう。さすが!」

(生徒)「とすると・・・」
(生徒)「お母さんって、単に「mother」じゃ、×?」
(先生)「そうだね。「誰の」お母さんか分からないから「Ken’s mother」にしよう」

(生徒)「じゃあ、「Ken’s mother made him clean his room.」かな?」
(先生)「素晴らしい!その通りだね」
(生徒)「じゃあ、嫌々じゃない場合ってどういう場合なの?」

(先生)「それはだね。」
と一呼吸おいて、
(先生)「自分の部屋を掃除するのは当然だろ?」
(生徒)「う~ん、当然と言えば当然か」

(先生)「何だ、その反応は。おぬし、自分の部屋を掃除しているか?」
(生徒)「いや、気がついたら、いつも綺麗になっているっていうか・・・」
バツが悪そうに答えた。

(先生)「お前ってやつは・・・」
と呆れたが、
(先生)「話を戻すと、自分の部屋を自分が掃除するのは当然なので」
と解説し始めた。

(先生)「お母さんが言えば、当然「は~い!」っていう状態がね・・・」
(生徒)「うん」
(先生)「haveを使うんだ」
(生徒)「have???」
(先生)「そう。Haveね」

(生徒)「ってことは、今回の問題では・・・」
と問題集に目をやり、
(生徒)「Ken’s mother had him clean his room. になるってこと??」
(先生)「そう。その通り!」
(生徒)「なるほどね~」


いかがでしたか?

ここまでの会話の内容にご納得いただけましたでしょうか。

「have」は、
「そうするのが当然の務めなので~させる」
のに対し、

「make」は、
「言われた人の意思に反して~させる」
という「強制」の意味が入っています。


あなたは他にも「~させる」という意味で
使われる単語をご存知ですか?


そうですね!!


「let」
がありますね。



この「let」の使い方ですが、
「(希望通りに)~させる」
という意味があります。


これは、目上の者が「~させてあげる」的な
「許可」の意味合いがあります。


また、
「Let me try it.」
とか
「Let me do it.」
のように

「私にトライさせて」
「私にやらせて」
というのもありますね。

いかがでしょうか。


最後にもう一つ、「~させる」という意味に
使う単語があります。


あなたは分かりますか?


意味的には、「説得して(人)~させる」となります。


その単語の後は、
人+不定詞
です。



正解は、


「get」


です。


『スーパーアンカー英和辞典』にも、

「persuadeに近く、「色々と働きかけて~してもらう」の
ニュアンス」とあります。




いつも最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。


いかがでしたでしょうか?


「~させる」というだけで
「4通り」の言い方があります。


それぞれニュアンスによって
使われ方が違います。


ぜひ、使い分けて下さいね!!


今回も

「簡単!!!」


でしたでしょ?


難しい単語は
なかったかと
思います!!


どれも中学校で
習うレベルです!



「そうなのです!」


「簡単なのです!!!!!!」





私がこのメルマガを通して
お伝えしようと
思っていることは

「中学校で習う文法で英会話ができる」
なのですが、


今回の話を
お読み頂き、

どのように
感じましたか?


本当に
あなたの中には
「英語」
という
「財産」

眠っているのです。



あとは、
毎回
お伝えしている通り

「アウトプット」
(発話練習!!!)
するだけです。


英語で
質問されて

それを
英語で返答する、


この練習を
繰り返すだけ!!
です。


何度も言いますが、
あなたの中には
「英語」
という
「財産」が
眠っているのです。


ぜひ、
それを
掘り起こして

「使える」
ように
して行きましょう。


あなたの人生が
「劇的に」
変化するかも
しれません!!



あなたが
英語をペラペラ
話している姿を
想像してみて下さい。




ワクワクしませんか?


今日はここまでです。

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