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メールマガジン バックナンバー
〜have / eat の違いって何?〜
こんにちは。Victory学院の山崎です。
いつもありがとうございます。
「塾頭、分かんな~い!」
来週定期考査を控えている
中1男子が手を挙げた。
(先生)「おう、どうした?何が分からないの?」
(生徒)「朝食を食べるって言う時、何て言うの?」
(先生)「学校では、どう習ったの?」
(生徒)「なんか「have」とか「eat」とか使うんだったかな」
と自信なさそうに
言った。
(先生)「そうそう。それでいいよ」
と私。
(生徒)「じゃあ、何が違うのよ?」
(先生)「違うって???同じ意味に使えるさ」
(生徒)「じゃあ、どういう時に「have」で
どういう時に「eat」なのよ?」
と聞いてきた。
(先生)「細かく知りたいと?」
(生徒)「知りたい!」
と言ってきたので、
(先生)「そうだなぁ」
と腕を組んで考えるフリをしながら、
(先生)「eatの方は、実際に「食べる」アクションのイメージ」
と言いながら、物を口に入れるゼスチャーをした。
(生徒)「なるほど。それで?」
(先生)「それで、haveの方は、「食事」というイメージだな」
と説明したが、
生徒の方はポカーンとした顔をしていた。
(生徒)「ちょっと何言っているか分からない」
とサンドウィッチマン風に言ってきた。
(先生)「分かるだろ」
と同じくサンドウィッチマン風に答えたが、
(生徒)「どっちでもいいのかな?」
と言ってきたので
(先生)「いいんじゃない」
と答えた。
念のため、私は自分の机に戻り、
立てかけてある大量の本の中から
『似ている英単語 使い分けBOOK』
(ベレ出版)
を取り出し、
該当のページを見つけて、
その男子に見せに行ったが、
びっしり解説が書かれていたので、
(生徒)「いいや、ありがとう」
と言って、
本を手にも取らず首を振るだけだった。
仕方がなく私は本を持って
スゴスゴと机に戻った。
その後、彼の学校で使っている
教科書をチェックしたが、
「have」
も
「eat」
も
同じように使われていた。
「昼食を取る」
という
イメージならば、
「have lunch」、
「昼食を食べる」
という
イメージならば、
「eat lunch」
でいいと思う。
例えば、
健康診断前日に
お医者さんから
「何も口にいてはいけません」
と言われた場合は、
「食べる」
行為に焦点があたっているので、
「eat」
を使うべきかと。
もう一つ、
『よく似た英単語使い分け事典』
(デイビッド・セイン著、西東社)
からネイティブのニュアンスを伝授します。
(1) Let’s eat lunch.
(2) Let’s have lunch.
の違いをネイティブは
どのように使い分けているのか?
あなたにクイズです!
ヒント!
どちらかが一人で食べるイメージで、
もう片方が一緒に楽しく食事をする
イメージです。
どちらがどちらでしょうか?
正解は、
(1) が「一人で食べる」
(2) が「一緒に食べる」
イメージをネイティブは
持っていると書かれていました。
面白いですね!!!
微妙な「違い」があるなんて。
いかがでしたでしょうか?
今回も
「簡単!!!」
でしたでしょ?
「そうなのです!」
「簡単なのです!!!!!!」
私がこのメルマガを通して
お伝えしようと
思っていることは
「中学校で習う文法で英会話ができる」
なのですが、
今回の話を
お読み頂き、
どのように
感じましたか?
本当に
あなたの中には
「英語」
という
「財産」
が
眠っているのです。
あとは、
毎回
お伝えしている通り
「アウトプット」
(発話練習!!!)
するだけです。
英語で
質問されて
それを
英語で返答する、
この練習を
繰り返すだけ!!
です。
何度も言いますが、
あなたの中には
「英語」
という
「財産」が
眠っているのです。
ぜひ、
それを
掘り起こして
「使える」
ように
して行きましょう。
あなたの人生が
「劇的に」
変化するかも
しれません!!
あなたが
英語をペラペラ
話している姿を
想像してみて下さい。
ワクワクしませんか?
今日はここまでです。