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観光客からの質問(その3)
いつもお読み頂き、誠にありがとうございます。
ここ数回、観光客からの質問について、
どんな質問が投げかけられるか
考えて行こうとしました。
そして、前回は「トイレ」や「地下鉄」
という単語をイギリス人の英語と
アメリカ人の米語と比較をしました。
実際には他にもまだまだたくさんあります。
もしあなたが外国人観光客を相手にする
ボランティア活動をしていたとして
一番言われる可能性があるのが、
「携帯電話をなくした!」
というケースではないでしょうか。
この携帯電話も英語と米語があるのです。
イギリスや欧州圏では携帯電話を
「mobile phone」
(モバイルフォゥン)
と言います。
略して、「mobile」(モゥバイル)。
なので、ボランティアをしている
あなたに
「 I lost my mobile !」
(アィロスト マイモゥバイル)
と言ってくるでしょう。
それに対してアメリカ人の携帯電話は
「cell phone」
(セルフォゥン)
と言います。
なので、
「 I lost my cell phone !」
と言ってくるでしょう。
その次に双方があなたに聞いてくるのが
「遺失物取扱所」
がどこにあるか、
聞いてくるのです。
「遺失物取扱所」
は英語で
「lost and found」
(ロストアンドファゥンド)
です。
考えられる会話は
(外国人)「Can you help me?」 (すみません)
(あなた)「Yes. What can I do for you?」(いかがしましたか)
(外) 「 I lost my mobile (cell) phone. 」(携帯をなくしました)
「 Do you know where the lost and found is ? 」
(遺失物取扱所の場所をご存知ですか)
もしくは
「Could you tell me where the lost and found is ?」
(遺失物取扱所の場所を教えて頂けますか)
(あ) 「Sure. It is ・・・」
(もちろんです。それは・・・)
これで場所を
伝えて頂ければ
完璧ですね。
他には・・・
例えば、
具合が悪くなったとして
「薬局」を探している、
と言われた場合、
「薬局」
を英語で言うと
「chemist (ケミスト)」
もしくは
「pharmacy(ファーマシー)」
と
言いますが、
米語では
「drugstore」(ドラッグストア)
と言うのです。
なので、
きちんと
聞き分けて下さいね。
あと、
間違えやすいのは
何でしょう…
「サッカー」
ですかね。
「サッカー」(soccer)
は、実は
「米語」
です。
イギリスや欧州圏では
「フットボール」(football)
です。
アメリカ人に
「Football」
と言えば、
「アメリカンフットボール」
を
連想させますので、
気をつけましょう。
と言っても
オリンピックには
「アメリカンフットボール」
はないので、
トラブルになることは
ないかもしれません。
しっかりと、
「フットボール=サッカー」
が頭に
入っていれば、
ですね。
イギリス人や
欧州圏の人から
「Where is the football stadium?」
(サッカー場はどこですか)
と聞かれて
「フットボール=アメフト」
と勘違いして
全然違う場所を言ってしまわないように
気をつけましょう。
今回、
色々とフレーズが
出てきましたが、
ぜひ、
声に出して
発音しながら
覚えて下さいね。
ご自身で
発音して
自分の耳で
聞いていますと
実際に
言われても
聞き取れるように
なります。
この
「実際に声に出す」
のがポイントです!!
今回は
この辺で。
いかがでしたでしょうか。
「中学校で習う文法で英会話ができる」
のテーマにそって行けたと思います。
難しい単語など
ありませんでしたよね。
今日はここまでです。
また会いましょう。