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えっ?英語じゃなかったの?

いつもお読み頂き、誠にありがとうございます。

今回は、何の話だと思いますか。


「そんなこと分かる訳ないじゃん!」



お怒りのあなたのために


あるシーン(実況中継)を
用意させて頂きました。


「Ohtani pulled it down the line!」
「It is a fair ball.」
「Bases clearing triple!」


もう分かりましたね。


これは
メジャーリーグの実況でした。


「Ohtani pulled it down the line!」
(大谷選手が一塁線に引っ張った)

「It is a fair ball!」
(フェアだ)

「Bases clearing triple!」
(走者一掃の三塁打だ!)


でした。


ご存知のように
野球は
戦前に
アメリカから
日本に
入ってきました。


現在、
日本のプロ野球の投手に
贈られる
最高の賞に

「沢村栄治賞」
(通称「沢村賞」)
がありますが、

これは、
戦前に
日本で行われた
日米野球で

沢村栄治投手が
当時大リーグで
大活躍していた

野球の神様
ベーブルースや

2130試合
連続出場記録(当時)の
ルー・ゲーリック
といった

スーパースターたちを
相手に
快投し、

0-1で
負けはしましたが

大リーガー達を
驚かせた投手の
栄誉と功績を
たたえるために
できた賞です。


話がそれてしまいましたが
戦前
日本に伝わった野球が

戦争中も
大衆娯楽として
行われていましたが

戦火が激しくなると
選手たちも召集され

たくさんの名選手たちが
命を落としました。

沢村栄治投手も
戻ってきませんでした。
(戦死)


この戦時中、
野球用語は
「敵国語」
だとして
使われなくなり、


「ストライク」を
「よし」


「ボール」を
「ダメ」

などと
言い換えたそうです。


そんなこんなで
戦後、
再び
野球は
「国民のスポーツ」
として
発展してきました。



私は
高校の時に
インターナショナルスクールに
通うことになったのですが、


その時に
ソフトボール部に
入りました。


それに
入るためには

「Tryout」
(トライアウト「入団テスト」)
があるのです。


私は無事
「合格」
を勝ち取り

メンバーに
なったのですが、


同じ
「ソフトボール」
なので、


苦労せずに
チームメイトと

交流できたかと
いいますと、


実は

日本で使われている
野球用語と

本場の
野球用語と

違うものが
あるのです。


基本的に
野手の名称は
「投手」(ピッチャー)
「pitcher」

「捕手」(キャッチャー)
「catcher」

で同じなのですが、

残りの野手名は
「1塁手」(ファースト)
「first baseman」

「2塁手」(セカンド)
「second baseman」

「3塁手」(サード)
「third baseman」

「遊撃手」(ショート)
「shortstop」

「左翼手」(レフト)
「left fielder」

「中堅手」(センター)
「center fielder」

「右翼手」(ライト)
「right fielder」

と少し違いがあります。


私たちが守っている時に
ランナーが出ると

「Let’s get two.」
(ゲッツーにしよう)
とか
「Double play」
(ダブルプレー)
とか

日本でも聞く表現があり、
違和感なく
できました。


こちらのチームが
攻撃している時に

バッターが
ボールを
よく見極めると


思わず私は
小学校時代を
思い出し

「ナイスセン(選球眼)!」
と怒鳴ってしまいましたが、

当然、
通じませんでした。(-_-;)


英語なのは
「ナイス(nice)」
だけですからね...


実際には
「ナイスセン」
のことを

「Good eye!」

文字通り
「いい目!」
というのです。


ところで、
日本語で使われている
野球用語で

一見すると
英語かな、
と思われるのですが、

実は
「和製英語」的な
ものがあります。


あなたは
何だと思いますか。


いくつかあるのですが、



「死球」
を表す
「dead ball」
なのです。


アメリカでは
「死球」
のことを


「hit by a pitch」
(投球によって当てられた)

というのです。

「dead ball」
とは
言わないのです。



もう一つ、


ボールが4つになると
日本では

「ファーボール」
と言いますよね。

これは
「4」

「フォー」
と発音するので、


それが

「ファーボール」
になったと思うのですが、


アメリカでは
投手から見て
「四球を与える」


「walk」
を使うのです。

例えば、
「打者に四球を与えた」
という場合、

「gave a batter a walk」

というのです。

逆に
打者から見て
「四球を選んだ」
という場合、

「got a base on balls」
(ボールで塁を得た=四球で塁に出た)

となるのです。



最後に

「タイムリーヒット」
です。


これも
英単語で

「timely」
があるのですが、


1打点を挙げる単打の場合、

「hit an RBI single」
といいます。


「RBI」は
「run batted in」
の略で
「打点」を
意味します。



因みに

「run」

「走る」


ではなく、
野球では、

「得点」
という意味
なのです。



他にもまだまだ
ありますが、

今回は
この辺で。

いかがでしたでしょうか。


「中学校で習う文法で英会話ができる」
のテーマに
そって行けたと思います。


難しい単語など
ありませんでしたよね。

今日はここまでです。
また会いましょう。

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