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「えっ!? ウソ!」

モソモソと左手を伸ばして
寝返りを打ちながら、

頭の右上のベッドボードに
置かれている目覚まし時計をつかみました。


そして、真っ暗の中
時計の頭のライトのボタンを
押しました。

「9時10分」


光った目覚まし時計が
時刻を映し出しました。


「なに!?」
「えっ!? ウソ!」


私は自分の目を疑いました。
そして、今一度時計をのぞきました。


「9時11分」


確実に時を刻みながら
「今」の時刻を私に知らせてくれました。


慌てて起き上がり
ベッドのふちに座り直し
スリッパを履いてリビングルームへ。


子供はテレビでマンガを
観ていました。


画面の右上に
時刻が映し出されていました。


「9時12分」


「おはよう」
と家内と子供にいい、


「テレビ、変えていい?」
子供に向かって言いました。


「いいよ」
と子供。


リモコンを操作して
いつも見ている番組を見るために

リモコン操作をするも
自分が期待していたコーナーは
既に終わっていました。


「しまった…」


「多分、終わっているだろうな」
と思っていましたが、


現実を突きつけられると
ショックで全身の力が抜けていくのが
分かりました。


「やっぱり終わっていたか」
と私はつぶやいて、ソファに崩れ落ちました。


「たかだかTV番組に、何を大げさな」
と思わないでください。


月曜~金曜、朝から夜中まで
働いている私が、
観られる数少ない番組なのです。


くだらないながら
「か~つ!!(喝)」
の声を楽しみにしているのです。



この「事件」(私にとっては)の中に
今回の「中学校で習う文法で英会話ができる」
のネタがあります。


あなたは何だと思いますか。


そんなこと急に言われたって
分かりませんよね。


色々なアクションがありましたから。


今回は、


「寝坊した」
です。


これは
どのように言うと
思いますか。


実は、
「over」
という単語を使うのです。


答えは、
「oversleep」
なのです。


だから、
今回、私は
「 I overslept and couldn’t watch the TV program I watch every week.」
(私は寝過ごして、毎週見ているTV番組が見られなかった)


となります。


実は、この

「over」

ですが、結構便利です。


「~過ぎる」
という意味なので、


例えば、
「食べ過ぎる」
と言いたいとすると、


「overeat」

といいますし、


自信が過ぎると、


「overconfident」


「自信過剰の」
「うぬぼれた」
となります。


私の場合、
メタボなので、
理想の体重より

「overweight」
(太りすぎの、重量超過の)
になっています。


他にも、
多分、あなたに当てはまるかもしれないのが、


「時間外勤務」

「過重な仕事」
です。


どのように言うと思いますか。


「時間外勤務」

「overtime」、


「過重な仕事」

「overwork」
です。


因みに、
「食べ過ぎ」が
出ましたので、

「飲み過ぎ」が
あるかと
辞書を調べましたが、
ありませんでした。


しかし、
多分、
「I overdrank last night.」(昨夜飲みすぎた)
と言っても
通じるのではないかな、
と勝手に思っています。


今度、ネイティブに会ったら
聞いてみます。


他にもたくさん辞書には載っていますので、
ぜひ辞書を開いてみて下さい。


紙の辞書には、
こういう楽しみがあります。


さて、
長いエピソードの末に
「oversleep」
だけですか?

と言われてしまうのも
悲しいので、
もう一つ、


中学生が間違いやすい
表現をご紹介致します。


上のエピソードの中に
「慌てて起き上がり」
と書きましたが、


それを
「すばやく起き上がり」
に言い直して、

英文にすると
どうなるでしょうか。


英語を勉強して来られた
あなたなら間違うことはないと
思いますが、


中学生ですと
「get up early」


とやってしまいがちです。


これは決して「文法的に」
間違っていないのです。


ただ、使われる場面が違うのです。


「get up early」
ですと、

「早く起きる」

「早く」

「時間的に」
早く、

行動として
「速く」ないのです。


今回の私のアクションは
「時間的に」

寝坊しているので
「早くはなく」

「すばやく起き上がり」
は、いつもの

「よっこらしょ」
と起き上がるのではなく、

「パッと」
起き上がっているので、
英単語では、

「quickly」
が適当かと思います。


ですので、


「I got up quickly.」

が適当かと。


今回は長くなったので、
この辺で終わらせて頂きますが、


他にもお伝えしたい表現が
ありますので、次回に。




いかがでしたでしょうか。


「中学校で習う文法で英会話ができる」
のテーマにそって行けたと思います。


今日はここまでです。
また会いましょう。

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