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「〜によって」って何というのだろう?

こんにちは。Victory学院の山崎です。
いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。

今回も「中学生レベル英語が話せるようになるために必要なこと」について
私の考えを述べさせて頂きます。

今回のテーマは「~によって」って何というのだろう?です。

英語を話す時に前置詞の役割が非常に重要です。
特に私は「中学校で習う文法で英会話ができる」と思っていますので、
この前置詞を使えるかどうかは非常に重要です。

中学校でたくさんの前置詞を習いますよね。

例えば、

In on by with within
over beyond for up
above under down till
until before behind after
between among against
from to off into toward
along through across
about as at …

などなど、パッと思いつくだけでこれだけあります。
もっとじっくり考えたら、もっとたくさん出てくると思います。



これらたくさんある前置詞の中で、
「~によって」という意味で使われるものは
どれでしょうか。


ここで、もし「by」が瞬時に浮かんだとしたら、
「素晴らしい!!」

です。


中学2年生の終わりか中学3年生の最初に習う
「受動態(受け身)」
でさんざん「~によって」
勉強したから覚えていたのではないでしょうか。


時々、
「with」と混同する人がいるので
例を挙げながら解説していきましょう。


例えば、

1. He was killed by a heavy rock.
2. He was killed with a heavy rock.

日本語でいうと
「彼は、重い岩で殺された」

という意味になると思います。


では、ここであなたに問題です。

「彼を殺したのは誰でしょうか」


英文と日本文との意味の違いがあるのが分かりますか。


1. の意味は、彼を殺したのは、「重い岩」です。

多分、山道で落ちてきた重い岩によって殺されたのでしょう。


しかし、2.ですと、
「彼は、誰かによって、重い岩で(を使って)殺された」
となるのです。

撲殺されたような感じでしょうか。

それとも圧死かも、ですね。
待ち伏せして、被害者の頭の上に重い岩を落とすイメージですかね。



このようにおぼえてはいかがでしょうか。


「by」は、「受動態の動作の本人「によって」」

そして、

「with」は、「道具や手段を表す「~で」とか「~を使って」

という感じです。


でも、このように「手段」というと
「あれ?by も手段で使いますよね?」
という人がいるかもしれません。


確かに、「by」も「手段」で使われます。


例えば、お友達とある場所で待ち合わせをしていたとします。

あなたがお友達に尋ねます。
「How did you come here?」(ここにどうやって来たの)

それを聞いたお友達は、
「By train.」(電車で)
と答えます。


ですので、
「with」の場合は、
「一緒に」とか「携える」イメージがありますよね。
そちらを意識した方がいいと思います。


前置詞は本当に重要なので、覚えて、アウトプットしていきましょう。
使っていけばいくほど、イメージが定着していきますよ。


いかがでしたでしょうか。
「そうだったのか!」
となれば、わたしとしてもうれしいです。


今日はここまでです。
また会いましょう。

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