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「面白い」の使い分け(funny と interesting)
こんにちは。Victory学院の山崎です。
いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
私は自分自身の経験から「中学校の文法を身につけたら
英会話はできる」と強調しております。
今回、「英語が話せるようになるために必要なこと」について
私の考えを述べさせて頂きます。
今回のテーマは「面白い」の使い分け(funny と interesting)です。
あなたは、「funny」と「interesting」とそれぞれの単語について、
どのようなイメージをお持ちですか。
全部「面白い」という意味ですが。
学研の英和辞典「The Super Anchor」では、次のように書いています。
『「interesting」は「興味や関心をそそる」の意で、やや高尚な内容による面白さを指す。
従って、おかしさとは関係がない。「funny」は「こっけいでおかしい」の意。』
今回は、イメージがつきやすいでしょう。
例えば、「この本は面白い」と言う時に
「興味深い」「知的好奇心が刺激される」ような「面白さ」なら
「interesting」を使います。
従って、
「This book is interesting.」
と言います。
別の言い方で、「この本は面白い」の中に
「滑稽さ」「愉快な面白さ」「バカバカしい面白さ」があるのなら
「funny」を使います。
だから、相手があなたに本を紹介する時に
「This is a very interesting book.」といった場合、
それは、「大笑い」するような本ではないということです。
あと、これらの単語ですが、「人」に対しても使われます。
例えば、冗談ばかり言う人には、
「You are funny.」(あなたっておかしいね)
「He is very funny.」(彼はメッチャおかしいね)
っていうのは、けなしているわけではなく、褒めているのです。
それに対し、いつも興味深い、まじめな話ばかりする人に
「He is funny.」
って言ってしまったら、
それは、
「彼は変な人だね」「変わりもんだね」
というニュアンスになってしまうので、要注意です。
どうですか。
全然難しくないですよね。
中学校で習う単語ばかりです!
今日はここまでです。
また会いましょう。