ラ マンジャトリーチェ/La mangiatrice

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【ご無沙汰レポート】2023.3月レッスンが終了しました。

Ciao a tutti!!(チャオ!! みなさん!!) La mangiatriceのIKUKOです。

近年「蝦夷梅雨」という言葉が、より身近に感じられるようになってきました。
6月は太陽が一年のなかで一番長く活動する季節。釧路特有の「ジリ」に負けず太陽さんの出番を待望している今日この頃です。

さて、3月から、いろいろ・バタバタありレッスンのレポートが滞ってましたが、レッスンの記憶は色濃く覚えておりますので、張り切ってレポートしてまいります!!
3月のテーマは「お野菜」。野菜が主役のメニューをご紹介しました。
・ほうれん草のスフォルマート
”スフォルマート”形のない、という意味をもつこのお料理は、お野菜の原形を留めないほどに細かくした料理の総称。釧路産の甘みの強いほうれん草をベシャメルソースをまとわせてオーブンでアツアツにしていただきます。ほうれん草には、同じく豚肉をスフォルマート(つまりひき肉です笑)して合わせることで、お肉の旨みも加わり食べ応えも抜群。
試食時には、皆さんフーフーして召し上がっていた光景が目に焼き付いています。そして、ひき肉の他に合う食材を銘々で考えられてましたね。どのレッスンでも出たアイテムが同じだったこと、とても驚きでした。お肉も、海産物もピッタリなスフォルマート、大満足でした。

・逃げたミートソース
お肉が入らないことから、このように名づけられたミートソース。もちろん、お野菜のみ、お肉はもちろん”ビーフコンソメ”、”チキンコンソメ”といったお肉のエキスもブイヨンも一切使いません。なのに、深みのあるソースができるのは最初の工程にポイントがあることをお伝えして実践。お肉が苦手な方や、ベジタリアンにも喜ばれるこのソースをゆでたパスタにからめ、さらに釧路の鉄皿スパゲッティっぽくオーブンであっつあつにしていただきました。
お野菜だけで十分コクがあることに、びっくりされてました。
お家で作ったところ家族に大好評で「また食べたい」とリクエストがあがり作っても作ってもすぐなくなるんです、とご感想をいただきました。お肉が入らない分、お腹に軽いところもファンが多い理由かもしれませんね。

・ポテトのポルペットーネ リグーリア風
ポルペットーネ(ミートローフ)もお肉料理の名前ですが、こちらはジャガイモを使って。キノコの風味がプラスされさらにリグーリア風と言われる所以もお伝えしました。冬を超えたこの季節のポテトはほどよく水分が抜け甘みが増し、キノコでコクも加わり大地の豊かさを感じる風味が特徴です。
それにしてもイタリアのお料理には”○○(地名)風”と付くメニューが多いなぁ。それだけ、その土地土地に親しまれ敬われて根付いた料理なんだな、と思います。
大切に扱われてきたお料理たち。より一層、丁寧にお伝えしたくなりました。

・ドルチェ~ビアンコマンジャーレ~
「白い食べ物」というドルチェをご用意。フランス語では「ブランマンジェ」ですね。でも実はその「ブランマンジェ」を食べたことがないワタクシ。フランスのブランマンジェとは全然違う!!と言われるかドキドキしましたが、皆さんのお好みにはあったようで(笑)、好評でした。この白いプルプルと相性のよい柑橘をシロップ浸けにして添えていただきました。しっかりとした甘さと酸味を残した柑橘のバランスが良かったようですよ。

以上、3月レッスンのレポートでした。皆さん、思い出してくれたかな~?
明日は4月レッスンレポートを配信します。

ではまた、次回のメルマガをお楽しみに~
Ci vediamo alla prossima!
Ciao!!

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