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アクシスメソッドの軸の力と可能性 No.2(軸とは何か?)
【軸とは何か?】
結論から申し上げますと、身体を動かしたとき、重心が崩れなようにバランスをとることが出来る状態が、軸ができた状態です。
そして、より難易度の高い動きや、ほかの選手と接触するなどをしても、バランスが崩れない選手ほど、「強い軸を持っている」のです。
軸ができるには、3つの条件が満たされている必要があります。
①構造的に正しい骨格構造
②胴幹の重心点が整っている
③筋肉が正常にきのうしている
この3つの必要です。
■構造的に正しい骨格構造
人間の身体は、頭部を含めた体幹、両手、両足の5つのパーツでできていますが、この中で全身のバランスをとる際に中心的な動きをしているのが体幹部分にある背骨(脊柱)にんるのです。
背骨は、約30個の脊柱が積み木のように重なって形成されていて、頭の方から、頚椎(頚部前弯)、胸椎(胸部後弯)、腰椎(腰部前弯)、仙骨(仙椎)に分類されます。
この背骨は、「身体を支える」「脊髄の保護(脊髄神経の通り道)」「可動性(回旋・屈曲・伸展)」などの動きを担っていますが、正しい構造になっていないと、これらの働きが阻害されます。
例えば、背骨は、上からは頭の重さ(体重の10%ほど)と重力を受け、下からは体重分の反発力を受けています。
つまり、二本足で動く人間は、上下からかかる力を受けているのです。
この衝撃を緩衝させるために背骨はS字カーブを描くことでバネのような動きをしていますが、構造が崩れると、緩衝を上手く緩衝することができずにバランスが崩れやすくなります。
また、背骨が正しい構造になっていないと、身体を支えるのに、特定の筋肉は硬直するため、背骨をスムーズに動かすことが出来なくなりパフォーマンスが低下します。
■構造・重心・機能の関係
「構造的に正しい骨格構造」「胴幹の重心点が整っている」「筋肉が正常に機能している」の3つは、例えば、骨格構造が崩れると重心点が崩れると筋肉が正常に機能しなくなり、筋肉が正常に機能していないと骨格構造が崩れる…と言った具合に、相関関係になるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は「重心点と軸の位置}なります。
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