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アクシスメソッドの軸の力と可能性 No3(重心点と軸の位置)
【重心点と軸の位置】
軸とは、重心バランスの取れた状態です。
世の中のすべての物質には重心が取れる点があるのです。
皆さんは、河辺で石を積み上げるロックバランシングと言う作品を見たことがあるでしょうか?
ロックバランシングで石を積み上げていけるのも、不規則な形状の石にも重心点があるから積み上げる事ができるのです。
では!人体の重心はどこにあるのでしょうか?
人の身体をMRIのような医療機器と同様にスライスすると、当然のことですが、アクシスメソッドの軸の中ではスライスされた(頭部・頸部・肩・胸部・みぞおち・腹部・下腹部・股関節など)一つ一つのパーツに重心があるのです。
では、どのような位置に重心点と軸があるのか?
先ずは立った状態の時に、頭頂部から地球の中心に向かって線を引いた上に、それぞれのパーツの重心点が重なっている線。
これらが前から見た時の軸がある位置なのです。
横から見た時は、体幹を支えている背骨の描くS字カーブの中心に、背骨を立てた時にバランスが取れるラインです。
身体を横から見ると、前方が5後方が3の約5:3ぐらいのバランス割合の位置になります。
このラインに重心バランスが整うとが取れているのが軸のできた状態です。
トップアスリートは、この軸の位置を認識ができる身体意識を持っているのです。
このラインに重心が揃い、背骨が正しい骨格構造だと、【武道で言うところの骨で立った状態】俗に言う脱力ができている状態になります。
もし重心が崩れていると、その重心を整えた上で動く必要があります。
例えば、バスケットボールでシュートを打つ場合でも、猫背の状態だと構造上、一度は身体をまっすぐにしてからでなければ、シュートを打つことはできません。
重心バランスが整うと、予備動作が少なくなりスムーズに動けるようになるのです。
■重心が整うと…
重心が整っていると、背骨のバランスを保つのに筋力をほとんど使う必要が無くなり、
その分の筋肉を、身体を動かすことに使うことができるので同じ筋力量でもパフォーマンスが上がるのです。
また常にバランスを保つのに筋力を使うことがなければ、疲れづらくなったり、疲労も回復も早くなるのです。
このように、重心バランスが整うと様々な面でパフォーマンスを高まるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は【軸のカギを握るのは筋力の連動】になります。
お楽しみに!
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