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岡山の貴重な醤油屋さん
【醤油に味をつける】
どういう意味かわかりますか?
昨日瀬戸町にある山近醤油醸造場さんに行ってきました。
昔ながらの製法で醤油を作られている、数少ない醤油屋さん。
一般的な醤油って、大きな工場で効率よく大量に味のない醤油を作るんだよね。
その醤油のもとみたいを、各々の醤油会社が購入。
それに砂糖やカラメル色素、アミノ酸等入れて味を整える。
その独自で配合した醤油を、会社の商品として販売する。
これが一般的にスーパーで売ってる混合醤油。
だから、【醤油に味をつける】というらしい。
それがいいとか悪いとかではないよ。
昨日伺った山近醤油醸造場さんは、
お父さん、お母さん、息子さん、お嫁さんの4人で昔ながらの醤油作りをされていました。
日本全国でも珍しい麹造りからされてる醤油屋さん。
岡山県産の丸大豆
岡山県産の小麦
天日塩
木桶の中で2年間熟成
の本醸造の醤油!!
1月から4月までが1番大事な時期。
仕込みのあいだは昼、夜関係なく、
2時間おきに麹を見に行き、温度管理をしにいく。
米麹よりも温度の上昇が早い麦麹。
一瞬の気の緩みが命取りになるそう。
商品として出来上がるまで約2年。
毎日の気の遠くなるような作業。
それでも毎日一生懸命されてるのは、
昔ながらの製法で作っている【鐵次郎】を皆さんに食べてもらいたいという想いで造られていて…
そんな鉄次郎、値段はどうやって決めたのですか?
との質問に
とっても難しかったとおっしゃっていた。
私もお菓子屋として、値段設定がとっても悩むとこ。
でも私の場合は材料費やその他の経費から売値を決められるけど、
2年熟成の手間暇考えたら、値段つけるとき、とても悩んだんだろうなぁと思って質問した。
山近さんは、
特別な日の醤油ではなくて、日常使いしてほしい醤油なので、あまり高い値段にはしたくなかったとのこと。
商品になるまでの時間やこだわりの材料などを考えると今の値段が正直安いとまで思ってしまう。
そして醤油の説明を聞いているときの、山近さん夫婦の醤油に対しての愛情がヒシヒシと伝わってきて。
もうそれだけで涙が出そうになっちゃった(笑)感情が高ぶるとすぐ泣いちゃう
1番最初の座学の時、お二人の活き活きした顔と言葉を聞いてるだけで、鐵次郎への愛が伝わってきて、
あっ!だからこの醤油の美味しいんだ…って感覚的に感じた
今回、醤油の蔵の見学会だったけど、仕事に対する姿勢や想いを直接聞けてほんとに涙がでそうだった。
そして自分もお菓子屋として、日々ワクワクしながら、お菓子作れていることに感謝したし、このままの自分でいいんだなと感じた。
自分自身が、誰よりも一番自分の作ったお菓子大好き!
技術や材料ももちろん味に関わるから大事かもしれない。
でもやっぱり作り手の想いが1番味に関係してくるんじゃないかなっと今回の見学で改めて思った。
山近さんのパンフレットに
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目に見えないことが手から伝わってくることがあります。
手仕事にこだわる理由がここにあります。
もろみは周りの空気を吸い込みます。
清潔に誠実に。
愛情こめて見守ります。
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っという言葉があり、
それはまさに山近醬油醸造場さんそのものだ!!って思った。
そして、話のあいまあいまに【ご縁】という言葉がでてきていて、
この美味しい醤油は、山近醬油醸造場さんと農家さんや周りの方々とのご縁で出来上がっている醤油なんだなぁと感じました。
一般的には見学会は受け付けていなくて、今回は、お菓子を卸しているさしすせその渡辺さんのおかげで参加できほんとに感謝だなと思いました。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました
ツクツクあぷり
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