私が双子の娘の育児に奮闘中、

ヒザが痛いと言いながら

泣き止まない娘をおんぶに抱っこしながら

良くあやしてくれていました。

歩けないほどの右膝の痛みは

骨のガンと診断され６０歳で右足を切断。

転移した肺も3分の2切って

膵臓に転移した時にはモルヒネも効かないほどで。

当時、植物状態で自宅介護をしていた

祖母より先に旅立ちました。

お酒とチョコが大好きで

飼っている小鳥のお世話が趣味。

家族のためにまじめに働き

般若心経を唱えるのが毎日の日課。

そんな父の口から闘病中

「痛い」とか「苦しい」とか「辛い」

という言葉を一度も耳にしたことがなかった。

涙の一粒も見たこともない。

そんなガマン強さは尊敬するけど、

その性格がガンになった原因かもしれない・・・

だから私は辛い時は辛いと

苦しい時は苦しいと

SOSを出せる方が良いと思うのです。

そしてそんな声に

寄り添える人でありたいなと。

実際は私も周りの目を気にしすぎて

自分らしさが何なのか分からなくなるほど

色んなガマンを積み重ね

辛いとか苦しいとか人に頼ることができずに

30代前半で心を病んだこともあったのです。



10代までは自尊心が傷つく出来事がたくさんあり

20代、30代は自信のない塊で

ダメンズばかりを引き寄せる(笑)

ようやく自分らしく生きれるようになった40代。

それでも痛い目に何度もあった。

「ママってダメンズばかりと付き合うよね」

と娘にも言われるほどのお墨付き(笑)

なぜこんなに

ダメンズばかりが寄ってくるんだろう？

そう思って生きてきたのですが

NLPで脳科学を学んで

原因がやっと分かりました。

意外なことに父との幼少期が

大きく関係していたとは

MERセッションでひも解かれてビックリ！

子供の頃、お絵描きが好きで

暇さえあれば絵を描いていた私。

その姿を見るたびに

こともあろうに父は冷やかすような

小ばかにするような口調で褒めるのです。

そして何かにつけて鼻で笑う。

本人はからかい半分で照れ隠しで

言っていたのかもしれませんが

私はいつもバカにされているようで

恥ずかしくて傷ついてイラっとしていた。

父は頭が良くて絵がすごく上手。

私は4教科の成績は普通。

でも図工と美術の成績だけは良かった。

絵を描くことには自信があったのに

父にバカにされるのがすごく嫌で

自信がなくなって行った。

本人は悪気があった訳じゃなかったかもしれない。

面と向かって褒めるのが

照れ臭かったのかもしれない。

でも私にしては

そんな些細な積み重ねがトラウマになり

小ばかにされることをとても嫌うようになった。

出来るオトコ風なオーラの人に

苦手意識を持つようになり

自信をなくして自分のことを

「好き」と言ってくれる人としか

付き合えなくなっていたんです。

自分が傷つかないように
自分が優位でいられるように
自分を好きでいてくれる人

としか付き合えない。

いやな女でした(苦笑)

そして自分が本当に好きになる前に

押せ押せで口説かれて

「付き合ってダメだったら別れれば良いでしょ？」

と言われて付き合うと

本当にダメダメな結果で終わるんです(^^;

私自身のステート（状態・状況）が低いのに

自分が優位に立つために

自分よりステートが低い人としか

付き合えなかったんです。

プライドばかりが高い女でした(苦笑)

これ、今だから分かった無意識的な話。

NLP・MERセッションをして気づいたんです。

当時の私は無意識で思い込んでいるから

自分では気づかないし

そう言う人しか寄ってこないんですよね。

自分が無意識にやっていることって怖いです。

そしてもっと怖いのが
ダメンズを図に乗せる習性が私にはあった。

長くなって来たので

これについてはまた今度！

色々と書きましたが今では

父のことは許しているし

9人家族を養ってくれたことを尊敬しています。

今朝山形の母に電話したら

今年は帰省して良いと

やっと言ってくれました！

雪が解けたら3年ぶりに帰って

お墓参りに行きたいと思います。