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メールマガジン バックナンバー
【レッスンレポート】2022.11月レッスンが終了しました。
Ciao a tutti!!(チャオ!! みなさん!!) La mangiatriceのIKUKOです。
クリスマス、終わりましたね。Babbo Natale(サンタクロースさん)、プレゼント配達お疲れさまでした。
クリスマスが過ぎると一気にマチは年末モードに。
このメルマガも年末のご挨拶メールか~、と思っている読者の皆さん。まだまだですぞ。
なんと、11月、12月のレッスンレポートが残っているのです。
という訳で、ご挨拶はもう少し先延ばしにして、まずは11月のレポートをお送りします。
11月は「ローマ料理」をご紹介しました。昨夏、ドルチェ界を一世風靡した「マリトッツォ」もローマ発祥のドルチェですが、ローマ料理はマリトッツォだけではありませんぜ。
・電話のスップリ
ローマっ子のストリートフード的存在のライスコロッケ「スップリ」。なぜ”電話”という単語がつくのか、と申しますと、ピンポン玉サイズのライスコロッケの中にモッツアレラチーズが入っていて、指で二つに割ると糸のように溶けて流れるチーズが旧式の電話のようだから、なんですって。
味付けはお肉たっぷりのラグー(ミート)ソース。短時間で旨みを凝縮させて仕上げるソースの裏技をお伝えしています。ぜひ、お家でトライしてみてくださいね。
ゆでたお米にラグーソース、そしてモッツアレラチーズは日本人も大好きな組み合わせ。小さくタコ焼きサイズに丸めて細挽きパン粉で揚げるのがポイントでした。ご参加いただいた皆様には揚げたてスップリを電話に見立てていただき「いただきます」ならぬ「もしもし」の挨拶でパクリ(笑)。あまりの美味しさに長電話するところでした。
・ストラッチャテッラ
舌の噛みそうな名前ですね(笑)、香味野菜とお肉で丁寧にとったスープ。パルミジャーノレッジャーノ入りの溶き卵をちらした、心も体も暖まるスープをご紹介。身体が冷えたとき、体力が落ちているとき、食欲が落ちているときにいただきたい滋味深きスープ。煮立たせずに丁寧にお野菜の風味とお肉からのエキスをスープにして漉すと、どこからともなく「黄金のスープだ」とのお言葉が。
そうなんです、ゆっくり時間をかけて作ったスープは濁りがなく澄み渡っていてまさに黄金色。澄み切っていても、栄養はたっぷり、それでいてお腹に重たく残らないやさしいお味にみなさん、噛みしめておりましたっけ。(スープだから噛めないんですけどね・笑)
もちろん、出汁として使ったお野菜とお肉もリボッリートととして、いただきました。甘いお野菜とほろほろに崩れるお肉、お塩とオリーブオイルだけなのに、りっぱなメインディッシュになるのだから驚きです。
・サルティンボッカ
豚ヒレ肉をつかったフライパン料理、「口に放り込む」という意味の料理、サルティンボッカ。身近な食材で、簡単に出来るのになんかすごく凝った料理に”見える”と、レッスンでご好評をいただきました。あっさりなお肉を選べば、豚さんでも鶏さんでもOK、バリエーション豊かに楽しめるところも、ありがたいところ。サクサク作れて、ポイポイお口に入っていってしまう、まさにサルティンボッカなお料理でした。
・ドルチェ~リンゴとアーモンドのトルタ(ケーキ)
たっぷりのリンゴとアーモンドが入ったケーキをご用意しました。リンゴには”シナモン”の香りをプラスしたくなりますが、ここは優しい風味のバニラで香り付け。酸味を効かしたリンゴに甘い香りのバニラがなんとも心地よく。軽くローストして香ばしさをプラスしたアーモンドとの相性も抜群でした。コーヒーにも、紅茶にも、寒い夜にいただくヴァンショー(ホットワイン)にもピッタリのドルチェでした。
11月のローマ料理レッスン、いかがでしたか?
ユニークさもあって、心に染みて、身近なメニューのローマ料理でしたね。
12月クリスマスレッスンレポートも年内に配信しますので、お楽しみにしててくださいね。
ではまた、次回のメルマガをお楽しみに~
Ci vediamo alla prossima!
Ciao!!