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おせち料理
こんにちは、田村指圧治療院です。毎年のことですが雪ハネで肩や腰を痛めていませんでしょうか?
お正月を迎えるにあたって、お節料理にふれます。料理研究家に言わせると「お節料理の素晴らしいところは身分の上下を問わず用意出来る食材で新年を祝えるのです」料理番組で服部先生が「最近のお節は贅沢過ぎます。黒豆、数の子、田作りそれとお雑煮が有れば立派に成り立ちます」では現実的に正月のお節料理とは何なのでしょうか?一番大切な目的は日頃懸命に働いているお母さんを休ませるという配慮があるのです。例えば昔は“正月の3日は女房を台所に立たせるな”とか“1月15日は女正月だから休ませろ”などがあげられます。さて、お節の重箱の中に詰められている数々のものには素朴な縁起が込められているのです。
例えばレンコンの穴は先が見えるからさい先が良いとか昆布巻きはよろコンブからです。こういった話をブラジルの日系人の子孫に紹介すると皆様が涙を流して感動するのです。食べ物にこんなにも感謝や有り難みをもっている遠い故郷ニッポンに思いを馳せているのです。ある農家の方がアメリカに視察をして「彼らは作物に愛情は無いな。ただ金になるから生産しているだけだな・・・」また別の農協の理事はヨーロッパを視察後「結局、彼らの贅沢な食生活の背後に有るのは植民地支配が有ったからだな…」そうです!日本のお節料理は江戸時代の中頃に完成していたということは自給自足だったのです。典型的なお節の中には肉も魚もほとんど入っていないのです。沖縄県民が見たときに「これのどこが御馳走なんですか!?」と言ったそうです。時は移り明治から155年もたつと嗜好も好みも変化し洋風のオードブルや揚げ物がメインの盛り合わせだったりしますが大切な考え方が根底に流れていることに気付きます。それは普段がんばっていてくれるお母さんに休養を与えたいに尽きるのではないのでしょうか。ともあれ寒さ厳しい北海道ですからカロリーのあるものをたくさん食べカラダを守っていきましょう!
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
お正月に美味しいお茶はいかがですか。
https://ec.tsuku2.jp/items/22820212601920-0001?t=3&Ino=000011049800