mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
来年の大河ドラマ
こんにちは、田村指圧治療院です。11月の末ともなりますとクリスマスや正月を感じさせるシーズンとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
さて来年の大河ドラマは徳川家康ですが主役はナント!松本潤ですから極楽浄土の家康もさぞ驚きでしょう。
実際の家康は身長159センチで狸親父ともいわれる風貌であったそうです。それに比べて松本潤はイケメンで173センチなのですから…。
さて、粗食でしられた彼ですが天下統一を果たし隠居していたときのエピソードを紹介します。
いつものように食事をしていたら、家臣の一人が側により「殿、毎度の食事の味付けがあまりにも塩辛すぎます。年齢や健康のことを配慮していただきます為にも料理人に申しつけておきましょうか?」日頃それを感じていたとはいえ口をはさまぬように気をつけていたのですが、了承したのです。ところが、その後も全然変わらないので家康は自ら出向き問いただしたのです。すると・・・今でいう、逆ギレしたのです!「殿!日々の食事の味付けを薄味にすれば副菜の食べる量が増えます。それに一度贅沢をおぼえたら戻れませんぞ!副菜の味付けは濃いほうがよいのです。毎度の献立に品数を増やして出費がかさめば倉の金は減っていきます。いざ、戦が始るときに徳川家は日常を贅沢に過ごして戦の準備が出来なかったでは未来永劫に恥をかきますぞ!はっきり申し上げれば飯には塩さえ有れば良いのです」これに一切の反論をせずうなづいたのです。いかがでしょうか?
減塩が当然の風潮の現代においては理解不可能かもしれませんし管理栄養士という専門家からみれば怒られてしまうような話かもしれませんね。古今東西の権力者の食事をみれば分かります。中華料理や晩餐会におけるフランス料理など皇帝に捧げられた内容とは方向性が根本的に違う道徳が存在しているのが日本食の特色なのです。司馬遼太郎が“徳川幕府260年、もし会津の白虎隊無かりせば武士道は存在しなかったことになる”この礎のひとつがここにあったのです。それでは来年の松本潤が演ずる家康を楽しみにしましょう。
こちらは美味しい十勝の塩
https://ec.tsuku2.jp/items/02705211080004-0001?t=3&Ino=000011049800