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美容に!健康に!甘酒の魅力 その4【東洋医学の智恵袋 vol.6】
こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。
今回も「麹甘酒」の魅力について
お話ししようと思います。
語ればキリがないのですが、
あともう少しだけ皆さんに
お伝えしたいことがあります。
その一つが、麹甘酒の持つ
「発がんリスクを抑える可能性」
についてです。
◆がん細胞と免疫細胞
人間の体内では、
毎日5000個のがん細胞ができると
言われています。
そして、それをその都度
退治してくれているのが免疫細胞です。
がん細胞は、正常な細胞から発生する
「不正常な細胞」ですので、
免疫細胞からすると「異物」として
認識しにくい相手になります。
そのため、時折免疫細胞の攻撃を免れて
生き残ってしまうがん細胞が現れます。
そして、それが塊となって
「がん」を発症してしまうのです。
ですから、がんを発症しないために大切なのは、
がん細胞を異物と認識して
攻撃・排除するための免疫力が
十分に身体に備わっていることになります。
◆麹菌の働きで生まれる「エルゴチオネイン」
麹甘酒と同じ発酵食品で代表的なものは、
やはり味噌でしょう。
ご存じの方も多いと思いますが、
味噌は発がん抑制効果があると言われています。
味噌汁を一日3杯飲む人は
飲まない人に比べて乳がんのリスクが
4割も下がるとの研究結果があるほどです。
味噌は、大豆から作られているのですが、
その大豆の効果を最大限に引き出しているのが
麹のチカラです。
そして、麹甘酒において
米の効果を最大限引き出しているのが
やはり麹です。
前回も少しご紹介しましたが、
麹甘酒の含有成分の一つである
「エルゴチオネイン」は抗酸化作用があります。
この「エルゴチオネイン」は、
米の成分から麹菌の働きで生まれます。
活性酸素により細胞が酸化してしまうと、
がん細胞が発生しやすくなってしまいますから、
有害な活性酸素から細胞を守る抗酸化物質は、
私達にとって大切なのです。
また、エルゴチオネインは、
光による肌の老化を抑制する効果が
あると言われており、
美容面からも注目されている成分です。
免疫力を高めて
病気になりにくい身体・美しい身体を作るために、
麹甘酒は心強い味方になってくれます。
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