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キノコのはなし④
おはようございます!
昨日は不思議なキノコ「冬虫夏草」について配信しました。
早速反響を頂きましてありがとうございました。
「冬虫夏草」は
「腎陽虚」な方
・(病後などで)疲れやすい、体力がない
・下半身の冷え、むくみ
・夜間トイレが近い
・耳鳴り(主に低い音)
・抜け毛、薄毛が氣になる
・骨密度の低下
・精神的な疲れや更年期による憂鬱
・不育症、流産の繰り返し
・男性のED、女性の性欲低下
・精子、卵子の異常
など
「肺気虚」な方
・虚弱体質による喘息
・疲れやすい
・(動いていなくてもor少し動いただけで)汗をよくかく
・動くとすぐに息切れする
・動悸がする
・風邪をひきやすい
・肌や粘膜が弱く、アレルギー症状を起こしやすい
・加齢による誤嚥
など
上記のような「腎」と「肺」の機能が両方衰えることによる症状がある方におすすめです♪
そして本日は「雲芝(うんし)」
別名「カワラタケ」
と呼ばれるキノコについて。
常々メルマガでは画像が載せられないので残念なのですが、
「カワラタケ」とは、
日本の「屋根瓦」の様に、
何重にも折り重なって生えるキノコで、
木に垂直にハシゴの様に上に上に生えたり、
斜めにそれこそ瓦の様に折り重なって固まって生えています。
その固まりが「キジ」の様に見えたという中国の逸話があります。
その昔、結婚を誓った若い男女(男:ハカトニ 女:マグジ)がいました。
結婚の日取りが決まった春先に
突然マグジが「黄病(今のウイルス性肝炎)」を発症し、
医者の治療も効果がなく途方に暮れていた折、
ハカトニは不思議な夢をみたそうです。
「長い尾をもつキジが現れ、その後を追うと、
大きなマンシュウグルミ(くるみ)の木に止まる」
というものでした。
何が不思議かというと、
同じ夢を毎晩のようにみつづけたそうで、
「これは神のお告げに違いない!」
と勇んで猟に出かけました。
しかし、キジは見つからず、
がっかりして帰る途中、
坂で転んでふと見上げると、
そこには大きな「マンシュウグルミの木」が目の前にありました。
その木には「キノコ」がいくつも折り重なり、
まるで「キジ」がとまっている姿に見えたそうです。
ハカトニは「夢のキジはこれのことか!」と
その「キノコ」を採り、
ついでに「マンシュウグルミの樹皮」を剥がしてそれに「キノコ」を包み持ち帰りました。
そして「マンシュウグルミの樹皮」ごと「キノコ」を煎じて
マグジに飲ませたところ、
日毎に「黄病」が良くなり、
半年後にめでたく結婚できた。
というお話です。
この逸話に出てくる「キノコ」こそ、
本日ご紹介した「雲芝(うんし)」=「カワラタケ」だったのです。
今でも中国ではこの2つ(マンシュウグルミの樹皮と雲芝)を合わせて煎じて飲むことで、
「肝」の不調にかかる疾患に役立てています。
中医学でいう「肝」は「肝臓」の機能だけではなく、
中枢神経系、自律神経の調節、新陳代謝作用、
氣血の流れをコントロールして精神や感情を安定させる役割
などがあります。
さらに「肝」は血液を貯蔵し、必要に応じて必要な部位へ供給する働きもあります。
長くなりましたのでこの辺で♪
最後に、本日のタンポポキッズイベントの告知です♪
8/27 (土)
火起こし体験とBBQ
時間:14時半~18時
場所:ファーマシー未来堂
金額:¥3,000(親子1組)
夏休み最後の思い出作りに是非♪
大人だけの参加も大歓迎♪
焼きたいもの(お肉やその他お好きなもの)は各自お持ち寄り下さい♪
薬局でお野菜(玉ねぎなど)や飲み物の販売はございます♪
《各種お申し込みは以下より》
pyglibabylove@gmail.com
まで~(^^)/
「子どもたちの未来を守りたい」
ファーマシー未来堂
国際中医師 島田幸一 でした。