mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
のんびり〜天草市楠浦町〜をさるく
こんにちは、のんびり屋の”わたなる”です。
「さるく」というのは熊本の言葉で
歩き回るという意味です。
のんびりいろんなところを散策して、
みなさんに楽しい情報をお届けしたいと思います。
大変長らくお待たせいたしました、第2回です(…汗)
今回は熊本県の南南西に位置する
天草市は楠浦町に行ってきました。
なんでも天草で最古といわれる幻のやきものがあるとか!
そこで仕入れた情報がこちら↓
楠浦地区コミュニティセンターで
7月31日(日)まで
『楠浦やきもの展』がある
ということで焼物好きな母と一緒にLets'go!
目的地の楠浦町までは熊本市内から約90㎞。
片道2時間ほどの場所なので寄り道しながらのプチ旅です。
最初に立ち寄ったのは、
不知火町にある『金椛万十』さん。
私の記憶では確か今年の春にオープンされた
ばかり。ですが口コミで評判になり
今では不知火の名物になっているそうで('Д')
これは食べねばなるまい!!(笑)
1個280円。私は5個入りを購入しました。
熊本県産の栗を使った栗あんと小豆あん
ダブルペーストの今川焼風のお万十は
甘さ控えめ、外もっちりのおいしいお万十でした。
(栗だけに)クリーミーな栗あんと
食感楽しめるようかな?
ほんの少しだけ粒の残ったこしあん
そして私のイチ押しはそれらを
包んでいる【がわ】です。
あんこが2種類も入ってたら普通
くどそうに感じるはずなのに、いやいやいや
これをうまくまとめてくれるのがこの
【がわ】
なんですよ。ほんと不思議。
もっちり食感でほんのり塩味、
香ばしい香りが甘さをまた引き立ててくれます。
母は「何回も試作して研究してるよ、きっと。」
と食べながら話しておりました。確かに。
ぜひ皆様も近くにお立ち寄りの際はご賞味ください。
さてさてここからは海沿いを
走っていくわけですが
天草と言ったらみなさんは何を想像されますか?
「海」「天草五橋」「温泉」「車エビ」「天草四郎」
やっぱり天草といえば「天草五橋」ですよ。
1号橋から5号橋まで今回は渡らねばなりません。
1号橋を渡って、(道間違えて新旧1号橋往復してしまいましたwww)
しばらく行くと見える天草四郎像
を横目にさらに進みます。
「…美男子。ジュリーはいい仕事してくださったよ、ありがとう。」
と言ってしまう場所です(笑)
2,3,4号橋と一気に渡ったら左手に
シードーナツ!!
ふれあい水族館とでもいいましょうか、
子供に大人気の水族館です。
そしてこの付近はホテルや旅館も多数。
オーシャンビューの温泉付き。毎回、
今度泊りにこようと
思うだけになってしまっているところ(>_<;)
さらに5号橋も渡ってしばらくは山の中。
昔はずっと海沿いだったのでさらに1時間ほど
かかっていたのですが、有料道路(普通自動車で200円くらい)
ができてからはサクッといけるようになり
本当に助かります。
有料道路降りてからまた海沿いの道。
車エビの養殖場があったり、
海鮮を食べさせてくれる
お店さんがあったり、釣具屋さんがあったり。
こういう風景はいつみても乙ですねぇ♪
そうこうしているうちにつきました
目的地の楠浦町。
いつもはループ橋降りてから道が
左右に分かれている
ところを左に曲がるのですが、今日は右に。
初めてきました(≧▽≦)
のどかな風景は心が落ち着きますね。
着いたのはお昼時でしたが、早速、
コミュニティセンターにお邪魔しました。
コミュニティセンターのドアを開けると
青年が一人。やきもの展の話をすると
奥の一室に通されました。
そこには何やら説明してくださるおじ様が一人。
先ほど案内してくださった青年も一緒にいて。
やきもの展ではご家庭に眠っていた壺や
博物館の収蔵品、それにまつわる歴史資料や
製造工程などが展示されていて、
なかでも出土品がすごかった!
見た目は割れた深皿の一部
みたいなものでしたが、
何かを物語っているような歴史を感じさせる
貴重な資料でした。有田の陶磁器のような
白磁に描かれた青い色の
荒磯文のかけらだったり、
陶器の赤く発色した不思議な模様の
かけらだったり、その時代に使われていた
であろう窯道具などが展示。
まだはっきりとした調査ができていない
というのが残念ではありますが、
これからまた発見されることも
あるかもしれません。
先が楽しみです。
それにつけても何より楽しかったのは
心優しい地元の方たちとの会話でした。
やきものをはじめとする楠浦に関する
自分たちの知る限りの情報を
細かく教えてくださったり、
地元楠浦を盛り上げていこうという
青年2人からの声掛けに
自分も頑張ろうとされてる姿を
ユーモア交えながら話してくださったりと。
展示室は大盛り上がりでした(笑)
最後にいただいた忘れられない言葉が一つ。
「あー、今までで一番これやってて楽しかった。」
喜んでもらえた。私にはこれが一番うれしかったです。
これからの未来のためにまだまだ頑張っていただきたいですね。
楠浦焼の調査や地域振興に役立てるための資金も
あつめておられます。寄付金サイトはこちら↓
https://kusuurayaki.base.shop/
そして私たちは教えていただいた
眼鏡橋に行きました。
これもなかなかに味わい深い
石橋でございました。
お昼を食べていなかったので、石橋そばの
栗の木の木陰でお弁当片手にひと休み。
この眼鏡橋は熊本県の指定文化財になっていて、
下浦石といわれた砂岩でできた構造がとても
珍しい橋なのだそう。
川のせせらぎや小鳥のさえずる声が響いて
とてもゆっくりできました。
帰りはつい先日できたばかりの
『ONE PEACE』のジンベエ像をみてきました。
2016年の熊本地震のあと
熊本出身の尾田栄一郎先生の
「必ず助けに行く」
という一言から始まった
熊本復興プロジェクトの一つで
熊本の各地域に麦わら一味の像が
建立されています。
そのひとつがこのジンベエなんです。
平日だというのに
人がまぁ、いました。
夏休みもあってか家族連れが
多くいらっしゃって。
ジンベエ大人気!!
できたばかりなのでおひさまに
照らされてめちゃくちゃ光ってましたよw
場所は宇土市の住吉海岸公園。
ここは長田部海床路、引き潮の時だけ道が現れる
という景色のきれいな場所です。
普段は海の中に電柱がある不思議なスポット。
引き潮になると道の両脇は干潟になっていて
そこここにカニやハゼなどがはねてます(笑)
まぁ中にはそれを捕まえる人がいるらしく
それはダメだよって看板も…。
みなさんいい景色を見て、ジンベエさんに
活力もらって、悪いことは考えず
今日も一日、頑張りましょう!
ではまた次回!
…とと、家に帰って『天草』でツクツク検索したら
天草大王がたくさん出てきましたw
いかん、忘れていた(汗)あのデカい地鶏を。
弾力があって甘味もあってジューシー!
塩コショウで味付けして食べるとうんまいです♪
モモ身は唐揚げ最高!ひゃっほう!
専門店さんでみつけた調理しやすそうなセットがありました。
☆天草大王専門店 姫コッコ倶楽部さん☆
天草大王半身(モモ、ムネ、ササミ)セット 約700g
https://ec.tsuku2.jp/items/00203106698032-0001?t=3&Ino=000010723200
天草楽しんでいただけましたでしょうか?
ここまで読んでくださったみなさま
本当にありがとうございます。ではまた次回。