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『熱中症の種類』です！！


①熱失神

皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こります。
脈は早くて弱くなります。

《　特徴　》
めまい、一時的な失神、顔面蒼白。



②熱痙攣(けいれん)

大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足・腕・腹部の筋肉に痛みを伴った痙攣が起こります。

《　特徴　》
筋肉痛、手足がつる、筋肉が痙攣する。



③熱疲労

大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。

《　特徴　》
全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下。



④熱射病
体温の上昇のために中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。

《　特徴　》
体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応がにぶい、言動が不自然、ふらつく。



では！どのように対処したらいいのか？

★まずは★
異常の発生　→　呼びかけに応える(応えない　→　救急車を呼ぶ)　→　涼しい場所へ避難し、衣服を緩め身体を冷やす　→　水分補給が自力でできる(できない　→　救急車を呼ぶ)

上記の処置をまず行い



①熱失神　③熱疲労　の場合

めまい、全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛
　　　　　↓
水分補給(0.1〜0.2%の食塩水やイオン飲料など)
　　　　　↓
足を高くして寝かせる。手足から身体の中心に向かってマッサージすると効果的です。
　　　　　↓
回復(回復しても容態が急変することがあるので、念のため病院で診察を受けましょう)
　　　　　↓
回復しないときは救急車を！



②熱痙攣　の場合

筋肉痛、手足が釣る、筋肉が痙攣する
　　　　　↓
生理食塩水(0.9%の食塩水、１リットルの水に９gの食塩水)を補給
　　　　　↓
回復(回復しても容態が急変することがあるので病院で診察を受けましょう)
　　　　　↓
回復しないときは救急車を！



④熱射病　の場合

体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応が鈍い、会話が不自然、ふらつく。
　　　　　↓
すぐに、救急車を！！
　　　　　↓
救急車到着まで水をかけたり、濡れタオルをあてて身体を冷す。



熱中症は早期の対処が大切です！
命に関わる場合もあります！

慌てず、落ち着いて。

適切な処置を行ないましょう！



いざという時、皆様のお役に立てる情報提供をこれからも発信してまいりますので、宜しくお願い致しますm(_ _)m



さて、次回は！

【熱中症特に注意したい、乳幼児・高齢者】です(^o^)