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日本人の知恵
こんにちは、田村指圧治療院です。
今年は湿度が高い夏ですが体調はいかがでしょうか?
七月の下旬ともなるとウナギの話題になりがちなので今回は趣向を変えた話題とします。
このたびは食事における先祖の知恵のひとつを御紹介いたします。
私が指圧師としてスタートしてまもない頃、大変に勉強になり感銘したエピソードがあります。それは、日本人の食事のスタイルとして完成されたもののひとつとして一汁一菜がありますが、どうにもハッキリしないのは一菜が漬け物なのか純粋にオカズなのかわからなかったのです。そんな折りに御来院されていた高齢の茶道の師匠に質問したのです。
すると「あのね、先生ご飯という炭水化物を食べる日本人にとって塩分を含む発酵食品の漬け物は食べて当たり前のものなのよ。だからオカズではありません。あなたは若いから色々なことに好奇心をもって勉強されるのは大切だけれども先祖が築き守ってきた知恵を疑ってはいけませんよ。それからお教えしますけど茶道の食事会の時には万が一にも食中毒が起きないように昔から御味噌汁にカラシを溶かすのよ」
私は“日本人の先祖が築き守ってきた知恵を疑ってはいけませんよ”頭にカミナリが落ちたような感覚がありました。世の中には実にさまざまな健康法がありふれていますが振り返るとメディアや出版物によって作り出され振り回されたようなものばかりでしたね。例えば焼き魚のコゲはガンの原因なるといわれてましたが、大根おろしの酵素によって無毒化になりますしワラビを食べるとガンになるともいわれましたが、これも生のままのことであってアク抜きをすると全く問題ないのです。先日も肩のチカラがぬけるような話を聞きました。
それは某番組で健康法をたくさん取り上げていた司会者の本人に直接お会いしたひとが質問したのは「あなた自身は何をされていますか?」すると「いやぁ・・・恥ずかしながら“かかと落とし”しかしておりません。あれなら場所をとわず出来ますからね。(笑い)」
さて、日本人が男女ともに健康寿命が世界一であることに私達が何かを忘れてしまっているのかもしれませんね。今一度、足もとを見つめ直して先祖の知恵というものを受け継いでいきたいものです。
ちなみにカラシとはスゴイもので江戸時代に初鰹とシーズンに腐りかけたカツオにカラシ酢味噌を薬味にすると食中毒になりづらかったのですから驚きです。
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