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第24号【ヘルニアは放置で治癒する】
惠心堂の松本です。
▷今回は【ヘルニアは放置で治癒する】をお届けします。
惠心堂にも、腰痛や神経痛を訴える患者さんの中に、椎間板ヘルニアと診断された経験を持つ方が大勢いらっしゃいます。
しかしその症状の原因は、「椎間板ヘルニアではない」場合がほとんどです...
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もちろん、神経症状(麻痺や強い痺れ)がある場合は、本物のヘルニアの確率が格段に高くなりますが、痛みや軽度な痺れの範囲であれば、臀部筋肉のコリが原因となっているケースが多いのが事実です。
本物のヘルニアは、椎間板から飛び出した髄核が、脊髄周囲の神経を圧迫・刺激して症状を引き起こすワケですが、飛び出した髄核自体は2ヶ月もすれば身体の免疫細胞が食べてくれます。
要するに、規定の位置にない髄核は「異物」と判断されるため、マクロファージという免疫細胞の標的となるのです。
そういった理由から、中度までのヘルニアは放置していれば治癒すると言えるワケです。
問題になるのは、椎間板の外に髄核が存在している時の症状とその後遺症ですが、重度のヘルニアで筋肉の麻痺が起きている様な状況でなければ、ほぼ後遺症は残りません。
過去に腰を痛めて椎間板ヘルニアと診断されたことで、そのせいで何度も腰痛を繰り返していると思われがちですが、そういった場合には他に原因があると思ってまず間違いありません。
ただ、慢性的な痛みと運動制限があるような場合は、椎間板自体にもトラブルが起きています。
▷腰痛を繰り返す原因とは?
原因は百人百色ですが、いくつか例を挙げると...
1・重量物を扱う事が多い
2・腸腰靭帯(腰椎と骨盤を繋ぐ靭帯)が緩くなっている。
3・腸間膜根が硬くなっている。
4・内臓に結石などの病変がある
5・強いストレスを受けている
6・身体の重心軸がズレている
7・腹筋背筋の筋力アンバランス
などなど。
当然ながら、原因が複合的になるほど腰痛を繰り返しやすく、治りが悪くなる傾向が強まります。
▷対処法
何らかの治療を受けるのが最善ですが、ご自分で出来る対処法は、「腹筋を上手く使う」ことです。
分かりやすく言うと、ズボン(スカート)の中にシャツを入れる時に下腹部を凹ませる時、あの動作を思い出してください。
例えば腰が痛くて前屈みがツラい場合でも、下腹部を凹ませた状態だと楽にできるハズです。
下腹部を上手く使うことで、天然のコルセットが出来上がります。真っ直ぐ立っている時でも軽く凹ませているだけで腰の疲れが全く違ってきますよ!
普段、この動作を忘れてしまっているんですよね〜。
あ、間違っても腹筋のトレーニングをやっちゃダメですよ!(笑)
トレーニングするのではなく「使う」だけでOKです。
またメールします^ ^
惠心堂 松本
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