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地球をあきらめない 〜私が考える、21世紀に人類がやるべきこと〜 (2)

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1. 総論 なぜ地球をあきらめる必要がある?なぜその議論が出るのか?
① 多くの誤解とその理由
この解説に入る前に、真摯に踏まえるべき3つの金言がある。

① 「目の前には手も触れられていない真理の大海原が横たわっている。だが私はその浜辺で貝殻を拾い集めているに過ぎない。~アイザック・ニュートン~」17世紀英国の物理学者、数学者、天文学者、神学者。古典力学や近代物理学の祖。万有引力の法則を発見し、近代科学の発展に不可欠な業績を残している。
② 「常識とは、18歳までに積み重なった、偏見の累積でしかない。~アルベルト・アインシュタイン~」20世紀史上、最も深い考えを持っていた理論学者といわれる。一般相対性理論、特殊相対性理論を唱え、1921年にノーベル賞を受賞した。
③ 「この世には、2種類の真実が存在している。それは小さい真実と大きな真実である。小さい真実はその反対が虚偽なので簡単に見つけることができるが、大きな真実の反対には、もう一つの真実がある。〜ニールス・ボーア~」彼はアインシュタインと論争を繰り広げた量子論の育ての親として、量子力学の確立に大いに貢献した人物である。

私事になるが、私は小学生の頃、上記①のニュートンの言葉を親から聞かされ、強烈なインパクトを受けた記憶がある。この言葉が、現在も私の知的好奇心の源泉だ。良質な情報との出会いは、その人の人生を根本から変えてしまうことがある、という一例と思う。未だに真実を探求させる思考が私を駆り立てている。その上で②のアインシュタインの言葉は、非常に重要な示唆を与えてくれている。18歳までといえば、主に親と学校から与えられた教育である。ここに真実を探求するための阻害要因となる偏見が存在するというのだ、多くの人は18歳までに刷り込まれた情報を「正しい」と思いこみ、信じて疑わない、ということだ。こういう人が大多数を占めれば、社会は変わらないだろう。言い方を変えたら、社会を思うままに支配したいと欲する人々(為政者)からみたら、実にコントロールしやすい社会が形成できるだろう。そして最も重要なのはボーアの③の言葉だ。大きな真実の反対には、もう一つの真実がある、ということだ。ボーアの真の意図はわからないが、私なりに解釈すれば、市民が当たり前のこととして信じていること/信じるよう仕向けられていること、の反対には本当の真実がある、ということだろう。

例を挙げるなら、政府間の密約が代表例だ。密約のため、為政者の一部しか知り得ないため、市民に知らされることは絶対にない。為政者は情報を統制し、マスメディアはこれに応じて報道するため、一部の市民は論理矛盾を感じるため真実を求めるが、決して真実が明るみに出ることはない。このとき為政者にとって役に立つのは前述した②である。政府が公式に発表したこと、マスメディアが報じたことは常に真実であり、それを疑う者は頭がイカレた陰謀論者だと白い目で見られる。この市民の思考様式、常識という名の監獄を造り上げるのに、18歳までの知識偏重型教育と受験システムは非常に有益であろう。だが、こうした密約の類は機密情報の解除で何十年か先に公開されるが、その頃「あの頃の自分は間違ったことを信じ込まされていた」と後悔する人は少ないだろう。そんなに長く、真剣に真理を探究している人などほとんど居ない上、そもそも、そういった社会において重要なことからは目を遠ざけるよう、巧みに仕向けられている。こうして、真実は為政者に都合よく省かれ(隠され)、歪曲され、市民の目に触れないように取り扱われる。だが、私たち成人は、人類や子孫のためなら、真実を知り、より良い社会となるよう努める義務があると思う。私はその成人の1人としての責任を果たしたい、という想いで行動していることを前提としてお伝えする。



Profile
平野 彩/平野雄晟
環境活動家。多くの環境ボランティア活動を行い、環境を改善するためには資本主義の仕組みを改善しながら活用することが必要と感じ、現在、第一次産業に環境技術を導入し、商業化する取組みを開始。千葉県安房郡鋸南町を拠点に、以下の4社を経営している。
■ 株式会社Global Green Marketing(環境商材の開発、営業代行) 
■ 株式会社Seaside Consulting(陸上養殖)
■ 株式会社Co-GII(就労継続支援B型事業、障がい者グループホーム)
■ 株式会社Earth Keeper(認定農業者、農地所有適格法人)

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パブリシティ 畑でエビ養殖!?休耕地増加や環境破壊憂い常識覆す(テレビ朝日)
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