【私がインドに行くことになったきっかけ】

はじめてインドに訪れることになったのは18歳の時。




私の大切な方からのご紹介ではるさんという方と出逢った。



はるさんはもうかれこれ20年以上も前からインドに行き続けている。(インドの僧侶でもある)




だけど日本ではよさこいダンスの舞台監督でもあるのでインドへは行ったり来たりされながらご縁のある方々をインドへお連れしています。




この時のはるさんとの出逢いで今後の私の人生は大きく変わっていくのでした。




はるさんをご紹介してくださった方がインドに行ってる時に


『インドには本当に神様がいる。みんな祈りを大切に生きている』


(へえー神様かあ、、、神様ってなんやろ)


『インドにはアガスティアの葉という4000年前に書かれた人生の預言書がある』

(へえー、そんなもんがインドにはあるんや)



と色んな話を聞いていた。




最初、あれこれ頭では意味が理解できないことを話していましたが、私の心では不思議な国なんだろうなという興味深さはちゃんとありました。




はるさんと出逢ってすぐに

6月にヒマラヤを登る為にインドに行くのですが奈々ちゃんも一緒に行きませんか?』


とお誘いを受け、気がついたらわたしは即答で

『行きたいです!』と答えていました。





18歳の頃の私】


当時の私は目に見えない事よりも目に見える現実の方がよっぽど受け入れられませんでした。




その時はすでに絵本も出版していて


人に喜んでもらえる事の嬉しさや自分の存在が誰かの希望になればと少しずつ自分の道を歩き始めていたのですが


いつも心の中にはわだかまりがあり、何かをずっと探していました。






ひとりでいるときははっきりと自分の意志や選択や表現ができるのに人に会うと他人の意見に合わせたり自分の意見をいわなくなる。



私にとっては1人でいるほうがよっぽどよかった。



うまく言葉で伝えられなくていつもお母さんとぶつかり合い、当時付き合っていたパートナーとも本音で話せない日々。

人生の目的がわからず未来に対する不安がやってくる。



自分の中の疑問が溜まっていく一方でした。


そんな状況の中、お誘いされたインド。



『人生を大きく変える旅になるよ。』

その一言は、私の未来を一気に明るくした。



そう。私がずっと探していたものは「真実」だった。





【初めてきたインドで起こった衝撃な出来事】



初めてきたインドはどこか懐かしさがあった。




車を大分走らせ、ヒマラヤに向かう途中のところの寺院で足を下ろした。




寺院に入っていきそこでみんなで瞑想するように腰を下ろして座った。



するといきなりお坊さんが、聞いたこともない呪文みたいなお経みたいな音を唱え出した。




よく聞いていくと、

あれ、、、これどこかできいたことがあるような。

(今世では絶対に聞いたことはない)



気がついたら私は泣き崩れてたてなくなるくらい号泣していました。



何が起こったのか、あの音はなんなのか、もう訳がわからなかった。





その後、はるさんに聞くとその音は「ヴェーダ」ですよ。ヴェーダの中でも最も強力な「ルッドラム」というヴェーダです。と教えてくれました。

 



ヴェーダ(聖典ヴェーダ)とは

インドに伝わる、世界最古といわれる知恵の書。


ルッドラムとは

すべてのヴェーダの真髄といわれ、ヴェーダの中でも1番非常に神聖なマントラ。


マントラとは

真実の言葉。インドにおいてはヴェーダ聖典とその本文のことをマントラとしています。




私の家は宗教とかも特になく、何も知らずに育ってきたので宗教すら知らなかった。

(社会で習ったのかもだけど勉強していなかったので知らなかった)




この音は自分そのものだ。と思った。





その時、自分というものはもっと深いものかもしれないと気づく。


これがインドに来て1番初めに起こった出来事だった。



つづく。


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