2022.08.07
🌿麻(ヘンプ)の自然療法🍃
こんにちは、自然療法ラボの中村裕恵です😊
ホメオパシーのレメディに、大麻Cannabis indicaと麻Cannabis sativaのレメディがあり、波動療法として両者を使い分けて皆様の体質改善をすることをホメオパシーでは行います。ホメオパシーで両者を使う場合、物質性はなく波動性のみの状態になっているでの、中毒や依存の問題は一切考えなくてよいのですが、最近では、麻Cannabis sativaの自然療法が普及しています。昨今、オーガニックショップに行くと、ヘンプシード&プロテインが目立つようになってきました。麻の実ヘンプシードは、豊富なタンパク質・食物繊維・ビタミン・ミネラルを含みます。また、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の比率が最適なので、健康的に摂取することができるんですね。2008年には、麻の実タンパク質は食品に使用されている一般的な分離大豆タンパク質よりも、人間が消化しやすいことが研究で発表されました。こんなことから、製品も多く開発されています。
ツクツクでも、良質のヘンプシード&プロテインが多く扱われていますので、ぜひ、ご自身のお気に入りを探してみてください。
体内にはエンドカンナビノイドECSという機能が備わっていて、ECSが感情や免疫・認知・記憶・神経・運動機能など色々調整をしています。ストレスや老化によってECSが減少すると(体内酵素と一緒ですね!)、不調に陥ってしまうことがあります。ECSに直接働きかけて、健康を調整してくれるのがカンナビジオールCBD。麻(ヘンプ)から抽出します。現在、さまざまな研究結果も出ているのですが、薬ではないので、はっきり○○に効くということは記されていません。ただし、リラックス効果やストレス緩和、睡眠の改善といった効果には結果がでています(勿論、個人差があります)。CBDは大麻にも含まれる成分なので、私も日本にチラホラCBD製品が出始めたときに、大丈夫なんだろうかと思いましたが、WHO(世界保健機関)も認可し、厚生労働省も許可している成分です。麻薬やマリファナは、大麻から抽出されるテトラヒドロカンナビノールTHCという(CBDとは)別の成分が主体となります(図はECSについて)。
ECS(エンドカンナビノイドシステム)とは | テレマルシェ (telemarche.co.jp)
CBDはエタノール抽出法で、麻を食用アルコールに浸してCBDを分離して、エタノールは後で完全除去する方法で製造されます。この製法をアイソレート製法といいCBDのみ抽出します。「まずは試してみたい!」というかたにお勧めのものは、オイル型です(グミやベイプ型もあるのですが、吸収されるのに時間がかかったり、持続時間が短かったり、という問題もありますし、安価なものになると添加物の問題もあるので、オイルタイプがやっぱりお勧め)。CBDオイルは、CBDを摂取しやすくするためにMCTオイルなどに混ぜて作られています。そして大切なのは、CBDオイルの成分表にTHCフリー(0%)と書かれていれば、THCが含まれていない製品になります。また、CBDを抽出する方法として、フルスぺクトラムやブロードスペクトラム製法があるのですが、こちらには、THCが含まれてしまいますので日本では禁止されています。ただ、こちらの製法では、ヘンプ麻に含まれる様々な有効成分が含まれてくるので、CBDの効果を更に引き上げていく「アントラージュ効果」が期待できるようです。ヘンプにはミセルンやリモネンなどのテルペンが含まれています。CBDとテルペンは互いに重なり合うことで相乗効果が生まれるので、アントラージュ効果を狙ってヘンプが配合されているCBD製品が多いのです。アロマ&ハーブを勉強している方にはよく知られているテルペン。麻のテルペンは、受精していない植物に主に含まれており、その主な目的は、バクテリア・カビ・害虫・捕食者から身を守ること、成長期に受粉を担う生物を呼び寄せて受精させることといった大切な役割を担っています。テルペンはCBDと同じく、セロトニン・ドーパミン・ノルエピネフリンなど気分をコントロールする重要な神経伝達物質・ホルモンに働きかけて、ストレスを和らげる効果が期待できます。そういった意味で、テルペンを含むCBD製品を選ぶことで、より効果的なCBD体験を得られる可能性が高まると考えられています。
上記の図のように、ECSは身体の至るところにありますから、ストレスや老化でCBDが欠乏しているかた、もしくは、病気でECSが消耗しているかたには、CBDを補充すると、思わぬよい結果がでるわけです❣
では、CBDオイル製品は、10mlのオイルで、濃度が5%であれば500mgのCBDが含まれています。10%など高濃度のものは比較的値段が高めで効果を感じやすいですが、効果を感じすぎて日中眠くなる場合もあるので、低濃度のものもの、まずは濃度3~5%を基準にして、摂取量を調整するとよいです。CBDオイルは、フラワーエッセンスのように口内の粘膜から浸透させるのが(ベストは舌の下にふくんで数十秒たってから飲み込む)がおすすめです。毛細血管からCBDを直接取り込めるので、体への吸収率と吸収速度がより高くなると言われています。また、CBDは薬ではなく、食品に分類されるため、決められた時間や回数はありませんので、自分で少しずつ試しながら決めることが大切になります。多くの場合は、1日に1~2回、合計1日100〜200mg摂取の目標で摂取を調整していっていただくとよいようです。医療用として薬のように活用されている現場では、1回に1000mg以上の摂取を勧める場合もあるので、たくさん飲んだら毒になるという報告はありません。ただ、昼間に摂取しすぎると眠くなるという場合もありますし、ECSの機能の若さと強さを保てているかたには必要ありませんので、自分の体調に合わせて摂取することが肝心かと思います。「自分は使った方がよい」と思う結果が得られてきたら、集中したい時や気持ちが沈みがちの時、深く眠りたい時などに量を調整して活用するとよいと思います。
私は、今まで5%CBDオイルを使ってきているCBD初心者です。
https://ec.tsuku2.jp/items/42504052028271-0001
5%オイルが体に馴染んできたので、現在10%CBDオイルの調整をしています。過去にCBDオイルを活用してきているかたは、高濃度のものも上手く調整して活用してみてください。
https://ec.tsuku2.jp/items/22389702290041-0001
今回は、麻ヘンプの自然療法をお伝えしてみました、次回も楽しみにしていてください💗